このアルバムの再発を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか?
→上田正樹と有山淳司/ぼちぼちいこか+6(紙ジャケット)
日本のロック、ブルースロック専門のレーベルとして徳間ジャパンに設立された「BOURBON」。9月〜12月までそのバーボンに残された
歴史的名盤の数々が一挙に紙ジャケ&24bitデジタル・リマスタリング仕様で復刻されます。
9/5発売 5タイトル ※紫/DOIN' OUR THINGのみ2枚組 ¥2,500(税込) それ以外全て ¥2,000(税込)
・上田正樹と有山淳司/ぼちぼちいこか+6(紙ジャケット)
・上田正樹とSOUTH TO SOUTH/この熱い魂を伝えたいんや(紙ジャケット)
・紫/紫(紙ジャケット)
・紫/IMPACT(紙ジャケット)
・紫/DOIN' OUR THING(紙ジャケット)
・紫/紫・紙ジャケまとめ買いセット
大阪へ出てきてから、夢と希望と絶望にまみれて、俺、毎日いったい何してんだろう?っていう気持ちを抱きながら、混沌とした猥雑な街に身を寄せて、だけども底なしに明るい人々と出会う。
その無邪気な明るさの根底には楽天性があるから、男の情けなさと、あほらしさもさらっと耳に入ってくる。さらっと耳に入っては来るけれど、そこには大阪と男の哀しい匂いがこびりついている。その匂いがこちらの鼻につくたびに切ない気持ちになる。太陽が出ていて明るい午後の天気なのに、細かい雨が断続的に降っているみたいな感覚だ。これがブルースなのか。
ここには、そんな大阪で出会った上田正樹と有山淳司とサウスのメンバーの青春が溢れかえっている。上田正樹の抜群にうまいボーカルと有山淳司のこれまた抜群にうまく味のあるギター。必要最小限の音で奏でられた日本のブルースの金字塔。
この僅か半年後、本作のようなアンプラグドのラグタイム・ブルース・スタイルから、サウス・トゥ・サウスとして汗が飛び散るソウル・スタイルへとその姿は巨大化、夢と希望は信じられないくらいのパワーとパフォーマンスに結実され、全国のライブハウスや各種フェスティバルで彼等は暴れまわっていくことになる。
「俺の借金全部でなんぼや」〜と歌っていた上田正樹は、1983年の悲しい色やね(作曲は林哲司)の大ヒットで当時の借金は全て返済したと思われる。