本日発売の村井邦彦の世界。
CD5枚組のこのBOX、この企画。いつか実現されることを首を長くして待っていた方も多いと思います。
GS〜歌謡曲から赤い鳥、荒井由実、小坂忠、ガロ、ティン・パン・アレー、そしてYMOまで。
ずっと60年代から音楽業界の第一線で作曲家、プロデューサーとして走り続ける仕掛け人。YMOでは世界進出までしてしまうし、一時期A&Mの販売権を獲得したり、内外から常に新しい試みを実行に移し、日本に音楽を根付かせてきた。
きっと村井邦彦さんが実行した試みの一部は現代の日本に溢れかえる音楽と、それを自由に選択することが出来る音楽環境へと繋がっていると思う。全く押し付けがましくなく、スタイリッシュでさりげない村井さんの残した楽曲と、その試みの多くはどこかで繋がっているような気がする。
近年ではジャパニーズ・ソフト・ロックの観点からも大いに語られ、いつまでたっても色褪せない心地よいサウンドはいたるところから聴こえてくる。
そしてこのどこかシリアスで楽天的な氏の人柄からは、自分が楽しんでやっていたらいつの間にかそれらが積み重なっていたとでも言わんばかりのなんともいえない良い笑顔なのがうれしい。
このBOXからは音楽は勿論、村井邦彦が楽しみながら、そして行き詰まったらアイディアをひねり出しながら駆け抜けた時代を感じたい。いろいろなところにヒントが転がっているBOXとして大切に聴かれて欲しいと思う。
こんにちは。
BOXには解説書として本人メッセージ、本人インタビュー、楽曲解説、作品リストなど80ページの資料が着いていますよ。