桜の木の下で佇む高田渡さんの姿が目印のアコースティック・ギター・マガジンvol.27(2006年1月28日発売)。文字通りアコギの専門誌ですが、今回は昨年4月にお亡くなりになった高田渡さんを大特集しているとあって、速攻で書店に走りました。
詳しいバイオグラフィー、ディスコグラフィーを始め、中川イサト、中川五郎、シバの3人による様々なエピソードが飛び出す座談会、ご子息高田漣さんへのインタビュー、ヤイリやヤマハの高田渡さん愛用のギターをカラーで掲載など単なる特集ではなく相当力が入った内容でした。
更に故・高田渡氏のギターを息子・高田漣が弾くスペシャルCDも付いています。
35年以上歌い続けた男を紙面からのみ理解する事はなかなか難しいです。けれども一人の偉大なシンガーに正面から向かい合い、これから興味を持って聴いてみようと思っている人たちにも分かりやすく紹介しています。
音楽はきっかけです。たまたま見たり聴いたりして興味を持つ。そこから聴いてみたいと言う欲求がわき、CDやレコードを手に取る。簡単に言えばそれの繰り返しです。
そんな繰り返しの中、ちょっとしたきっかけで高田渡さんの音楽に触れる人が一人でも増えてくれればと思います。
そこには吉祥寺周辺の匂いを纏った高田渡さんと愉快な仲間たちがいつも居ます。
息子の高田漣さんはソロでも3枚アルバムを発表しているペダルスチール奏者。
最近は細野晴臣氏のバックバンド「東京シャイネス」の一員としてもHosono Houseの世界を見事に彩っています。
弦の上を滑り出していく音色はただ美しいの一言です。
※3/29にはURC時代の高田渡氏の音源を総括、様々な未発表音源を追加収録した高田渡アンソロジーが、そして4/12には高田渡/高田漣の親子共演の模様を収録したライブアルバム27/03/03(ニナナ・ゼロサン・ゼロサン)が発売になります。好評ご予約受付中です。