・遠藤賢司『遠藤賢司実況録音大全第一巻1968〜1976』
・オムニバス『ライブインハトヤ』
・オムニバス『1974ホーボーズ・コンサート7タイトル』
・PYG『PYG!(Original First Album)』
・大滝詠一『NIAGARA CM Special VOL.1 3rd issue 30th Anniversary Edition』
・久保田麻琴『まちぼうけ』
・オムニバス『実況録音盤!歌いまくる大映スター』
・ミッキーカーティスと侍『侍』
・音羽信『わすれがたみ』
・吉野大作『ランプ製造工場デラックス・エディション』
・村井邦彦『村井邦彦の世界』
・日野原幼紀『螺旋時間』
・あがた森魚『噫無情(レ・ミゼラブル)』
・あがた森魚『タルホロジー』
・曽我部恵一ランデブーバンド『おはよう』
・加川良ウィズ村上律『ALIVE』
・大貫妙子『パナムイヤーズ紙ジャケ2タイトル』
・パラダイス・ガラージ『奇跡の夜遊び』
・上田正樹と有山淳司『ぼちぼちいこか』
・3/3『3/3』
・石川晶とカウントバッファロー・ジャズ&ロック・バンド『バキシンバ −アフリカの想い出−』
・クニ河内『歌えなくなる前に』
・葡萄畑『葡萄畑』
・シローとブレッド&バター『ムーンライト』
・ヤマジカズヒデ『ヤマジカズヒデ ソロ BOX SET』
・友川かずき『千羽鶴を口に咬えた日々』
・加藤和彦『それから先のことは』
・加藤和彦『ガーディニア』
・三上寛『三上寛のひとりごと』
・ジャッキー吉川とブルーコメッツ『G.S.R. グループ・サウンズ・リバイバル』
・細野晴臣『Harry Hosono Crown Years 1974-1977 ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977』
・高田渡『系図』
・西岡恭蔵『街行き村行き』
・川崎燎『恋はフェニックス/イージー・リスニング・ジャズ・ギター』
・オレンジ・カウンティ・ブラザーズ『ファー・イースト・スワンパーズ』
・小山ルミ『小山ルミ紙ジャケ3タイトル』
・オムニバス『遺言歌 誰にも知られずに消えるしかないさ』
・弘田三枝子『ミコR&Bをうたう』
・南正人『Lady Let Me Go』
・オムニバス『桜井順CM WORKS(1957-2007)』
今年1年リリースされた中から特に良く聞いたもの。今ぱっと頭の中に浮かんだもの。順不同ですが、やっぱり1番は遠藤賢司実況録音大全第一巻。制作の段階からリリース後まで本当に良く聞いたボックスセット。1月のこのエンケン箱から幕を開けた2007年は、復刻も再々発も含めてとても充実したリリースの年でした。自身も本当にたくさんのCDとレコードを買い、聞いて、やっぱり音楽は楽しいし、大好きだと再認識した1年でした。ただ家でじっくり音楽を聴く時間があんまりなかったので来年はそういう時間もきちんと設けたいと強く願っていますが、無理っぽい。
今年も1年本当にありがとうございました。2008年はどんな素敵な年になることでしょうか?
それでは良いお年を。
「きみはまだ」も「朝の賛歌」もやっぱりいい。それぞれ黒いジャケットの奥に隠れている音は現実と非現実の間を揺らめいている。そしてその音は黒から濃紺、そして鮮やかなオレンジやブルーに変化していく。決してカラフルではないけれど、唄われている情景からの連想が色を運んでくる。無限の対象、無限のメロディー。
自分の心に浮かんだ気持ちをメロディと詩に表わす。こんな素敵なことはない。だからいつの時代にもミュージシャンを志望する若者は永久に不滅だ。オーソドックスなスタイルはだからこそ強くて、いつまでも残っていく。聞くほうもやる方も気持ちがいい。
音羽信と吉野大作。一般的にほとんど知られていない日本の70年代のアーティスト。クローズ状態の横浜の当時のロックシーン。身近なようでいて遠かったアーティストと横浜という場所。リスナーに残された音楽の選択肢はもはや無限になってしまったけど、そんな中でこのマイナーで色々な側面から聞くことのできる作品がこうしてこっそりリリースできたことは嬉しい。
今年は70年代の日本のマイナーな音楽がたくさん復刻された1年だった。今回の自主盤はもとより大手メジャー会社がリリースしたにもかかわらず、セールスに結びつかず、倉庫に作品が眠ったままになっていた作品たち。次回はそのあたりのことをこっそり書きます。
12/21発売 【特典あり&試聴あり】70's・アシッド・フォーク・コレクション第2弾音羽信「わすれがたみ」、第3弾吉野大作「吉野大作ランプ製造工場」
今年は細野晴臣関連の作品が本当にたくさん出て、もう今年の初め頃のリリースに関しては忘れてしまいそうな感じです。2月にリリースされたHarry Hosono Crown Years 1974-1977 ハリー細野 クラウン・イヤーズ1974-1977で歓喜して、泰安洋行のTシャツ作ったの、今年か。もう去年の出来事に感じた。そしてここから対談の本、音楽のちから〜吉野金次の復帰をと続いて、一息つくかなとおもったらなんといきなり民謡のアルバムが出てびびった。そしたらキリンラガーのCMでYMOが勢ぞろいしていてまたびびったけど。あ、今書いてて思い出したけど、YMOの紙ジャケも今年の3月だったのか・・・。で、パシフィコ横浜で開催されたHASYMOのチャリティーコンサートにも行って、シングルも出て、そしたらいつの間にかエクスマキナっていう映画のオリジナル・サウンドトラックも出て、忘れた頃に細野晴臣トリビュートアルバムなんか聞いていたらいつの間にかハリー・ホソノ&ザ・ワールド・シャイネス名義でFLYING SAUCER 1947というニュー・アルバムがリリースされてしまうし。トリビュートのアナログ盤は発売延期のままで残念だなーと思っていたら2005年のハイドパーク・ミュージック・フェスティバルのDVDのお取り扱いをユニオンで開始して、また2年前のあの日の狭山の事を思い出して、さすがに今年はもう細野関連作品のリリースはないと思っていたら12/22に幻の音楽バラエティ番組細野晴臣イエローマジックショーがリリース・・・・・。もう、出すぎです。まあみんな買ってるんですが。年末はおとなしく今まであんまり見れてなかったり、聞けてないこれらCDをちゃんと聞こうかなと思います。
↑しかし真っ赤だな。
まず12月10日に石橋春海の「蘇る封印歌謡」が出ます。これは4月に出た「封印歌謡大全」の続編で、CD付き。4月に出た封印歌謡大全の反響はすごかったようで、ラジオでも3時間ぶち抜きの特番が組まれ、数々の放送禁止歌が流れた。
続いて12月19日に故・黒沢進が残した莫大な著作を再編集、Susumu Kurosawa Worksの第1弾が。大好評の日本ロック紀GS編コンプリートに続いて、黒沢進の残した数々の貴重な文献がこうして新たに編まれリリースされるのは嬉しい。ハードカバーの豪華仕様。日本ロック紀GS編コンプリートは初版がすぐに売り切れてしまったので要予約。
12/10発売 石橋春海著「蘇る封印歌謡」CD付き
12/19発売 黒沢進著作集〜Susumu Kurosawa Works Vol.1〜
日本の音楽がどのような歴史を辿って今に行き着いたのか、また音楽という手段での表現にどのような障害が待ち受けていたのか。年末はこの2冊で。
好評のコロムビア「昭和アーカイブス」シリーズ。来年1月23日にはその第5弾5タイトルの発売が決定。毎回色々な切り口で5枚ずつリリースしていますが、今回はティン・パン・アレー、ライダーズ、ラストショウ絡みのいい仕事です。ラインナップは下記の通り。リマスタリングされてどこまで音が向上するのかも楽しみ。
各¥2,300(税込)
・吉川忠英/こころ
・吉川忠英/CHUEI#29
・久保田麻琴と夕焼け楽団/ラッキー・オールド・サン
・久保田麻琴と夕焼け楽団/セカンド・ライン
・岩渕まこと/スーパー・ムーン
ティン・パン・アレー、ムーンライダーズ、ラストショウなど日本のロックを正面から、そして裏から支えたバンドのメンバーが多数参加したこの5タイトル、まさに本流の裏に隠れた超名盤ばかり。
全てのアルバムに共通している点は、優れたソングライティング力が発揮されているということ。これはすごいことだ。シンガー・ソングライターとしてもバンドとしても、日本の74年〜79年にかけてのアルバムとしてはいずれも最高水準だ。大きく見ればニューミュージックの陰に隠れ、商業的に成功したアルバムだとは言えない。ただ、その本流の裏で流れに左右されず黙々と自分達の音楽を鳴らした純粋な強さがある。だから色褪せない。
2008/1/23発売 「昭和アーカイブス」シリーズ第5弾 吉川忠英、夕焼け楽団、そして岩渕まこと!