ジャケットだけでも、ただジャケットを見てるだけでもいいから欲しくなるアルバム。音は想像でもいいから。そして音はそのうちジャケットから聴こえてくる。
レコード屋の7インチコーナーで時々出くわす愛の化石/お願い帰ってのジャケ。サクサクやりながらそのジャケットを手にすると一瞬はっとして時間が止まる。そんな錯覚。それと同等のものが浅丘ルリ子のすべて〜心の裏窓(紙ジャケット)からは感じられるだろう。もちろんピンナップも再現されるということだから、夏の暑いときにルリ子のどこか冷めた確かな意志を湛えた瞳は格好の清涼剤となることだと思います。
ディスクユニオン限定特典も、その昔平凡パンチに掲載された横尾初期名作「浅丘ルリ子裸体姿之図」のポストカードに決まりました。このブラジャーとパンティが脱げかかった、さらに四つん這いのどこか匂いたつエロティックで暗く美しい画。もう、美しいものばかりです。そして美しいものには、いつも匂いと憂いが同居していました。そして心の裏窓はなかなか開いてはくれないものです。
世の中フジロックだ!野音だ!なんだかんだ!で、盛り上がっているようですが、僕は一日中あがた森魚。今ベルウッドの3部作を急ピッチで進めており、その間にこの3作品はもちろん日本少年、蓄音盤などずっと聴いているわけです。みんながフジロックでカムトゥギャザーしている間に。イク時は一緒だ。
音楽で心がかきむしられるような感覚は、色々なことをイメージさせてくれる。今までの思い出もこれからの未来も全てを包み込み、あがたさんのむせび泣くような激情にそれを委ねることでまた何とか一歩踏み出せるような気がする。残りは自分。だけどここまで優しさと浪漫と自分の気持ちを重ね会わせ、情念にまみれる男の姿は女性からすると迷惑なことなのかもしれない。結局それは自分の気持ちの押し付けだから。「それを言われた私はどうすればいいの?」でも歌うしかなかったんだ。あの娘の幸せ。オリオン座でまちぼうけ。寂しい星とランデブー。約束は約束さきっと守るよって。
今の僕には野外フェスで浮かれている時間も心の余裕もなく。そうやって楽しんでいる人達が正直うらやましいけれど。雰囲気で楽しむ時間はもう終わり。いつでも本当の歌、ダサくても泣いていても恐くても女々しくてもいぢけていても天使ぢゃなくてもなんでも本当の歌を聴いていたから。
君はハートのクイーンだったんだから。
8/24発売のホーボーズ・コンサート7タイトルまとめ買いセット特典1974 HOBO'S CONCERTS 紙ジャケ収納BOX画像です。
下記7タイトルまとめてお買い上げ先着で差し上げます。
8/24 一挙7タイトル発売 各¥2,300(税込)7タイトルまとめ買い計¥16,100(税込)
・高田渡,中川五郎,なぎらけんいち他/1974 HOBO'S CONCERTS I〜見えないボールを投げる〜(紙ジャケット)
・林亭,佐藤博,シバ他/1974 HOBO'S CONCERTS II〜大きな青空が胸に〜(紙ジャケット)
・ディラン2,加川良,三上寛他/1974 HOBO'S CONCERTS III〜みんな昨日のようさ〜(紙ジャケット)
・友部正人,大塚まさじ,いとうたかお他/1974 HOBO'S CONCERTS IV〜君のまわりをひとまわり〜(紙ジャケット)
・細野晴臣,小坂忠,布谷文夫他/1974 HOBO'S CONCERTS V〜ありがとうありがとうありがとう〜(紙ジャケット)
・西岡恭蔵,斉藤哲夫,田舎芝居他/1974 HOBO'S CONCERTS VI〜空は君になじめたか〜(紙ジャケット)
・遠藤賢司,銀河鉄道他/1974 HOBO'S CONCERTS VII〜虹の橋をわたる〜(紙ジャケット)
※ジャケットデザイン:矢吹申彦
さらに1974HOBO'S CONCERTS BOX 復刻ライナーも差し上げます。ここには当時制作を担当されました大蔵博氏と現在も音楽評論家として活動している田川律氏の文章が掲載されています。このライナーはもちろんBOXにそのまま収納可能です。
CDはオリジナルLPどおりの復刻、曲やMCのカットなどはありません。
そして当時LP7枚全て買った人にだけもらえたLP BOXも、そのBOXに付属していたライナーもすべて復刻です。
特典の数には限りがございますので、是非ホーボーズコンサート7タイトルまとめ買いセットからお早めにご予約下さい。
大好評ご予約受付中です。
今日みたいな真夏の暑い日には、このPYGのライブ盤でも聴いてみる。1971年8月16日。今は無き田園コロシアムでの実況録音盤。3時間のライブの熱さをここから感じて、さらに暑くなる。
ここからは当時「商業主義」呼ばわりされたような音は聴こえてこない。ただのロック好きの兄ちゃんたちが、オリジナルもカバーも分け隔てなく自分達の音として鳴らし、歌う。それだけ。だからこそなんでもいいやロックンロールって思ったのか内田裕也は彼らから猛烈にロックを感じ取ったのだろう。
超が付くくらいのスーパースターが二人フロントに立ち、歌い、叫ぶ。観客も叫ぶ。芸能的といわれようとなんといわれようと、彼らはロックが持つ美しいパワーを叩きつける。若さ。それが全て。
この後、楽しかった夏休みの日の終わりみたいに、せつなさを持ったまま彼らは志半ばで空中分解する。その姿もまた美しい。終わったことによって、そこから彼らの音楽は永遠になった。
さあ、やっとCD化です「ベルウッド」というレーベルは現在もまだ存在していますが、日本のロック、フォーク系のアイテムをリリースしていた実質的なベルウッドはこの1983年1月にリリースされた本作「ALIVE」で終わりました。しかしこれで終わってよかったのだと思います。それほどにこのベルウッドの終わりをひっそりと告げた作品は聴き所満載でこちらの心を揺さぶります。
まず今まで加川良の作品を聴いてきた人で、初めてこの作品を聴く人は加川良の歌い方に驚くかも知れません。それまでの加川良のボーカルスタイルとは異なるからです。ひとつひとつの言葉をこれまで以上に力いっぱい歌い上げています。だから言葉はきれぎれになったりします。しかしながら、ラップスティールのけたたましく伸び上がる鳴りにアコースティックギター1本と歌で対抗するにはやはりここで取られた歌い方しかありえないと思います。それほど歌が全面に出てきていて、それを意図して制作されたアルバムなのです。
僕は初めてこのアルバムに収録されている「北風によせて」を聴いた瞬間にいてもたってもいられなくなりました。これほど君がいないで寂しいという言葉をストレートに歌えるシンガーを加川良以外知りません。女の人の「うなじ」に夜の優しさを見つけるなんて、なんてロマンティックなんだろうと思います。だけどそんな二人の関係が手遅れになればなるほど寂しさは募るけれど、また一歩踏み出し旅を続けていく加川良の姿が痛々しくもたくましく、僕はいつもいつもいてもたってもいられなくなる。
80年代という時代に優しさを歌うことは、破れた夢に向けて、精一杯の優しさを乗せて歌うことしか出来なかったということはどのようなことだったのか、このアルバムからリスナーの皆さんそれぞれがそれぞれ感じ取って欲しいと思います。
このアルバムを大切に大切に聴き続けている人は多い。加川良の代表作として日本のロック、フォーク系の関連本なんかにも大きく取り上げられている場合も多い。
日本のロック、フォークを聴いていく上で決して外せないアルバムであり、それにはそれなりの理由があるものだ。
URCでは「教訓1」のヒット、フォークジャンボリーでの成功もあって、あっという間に岡林信康に続くスターとしてシーンに躍り出た。歌にはやるせない思いと怒りがあって、そんな怒りの中に続くのは優しさと自分らしさだった。デビュー作の「教訓」よりも、そんな感情にまみれた、そして自分らしさを見失わず、地に足が着いた実況録音盤の「やぁ。」こそが、URC時代の加川良の傑作だと思う。そしてベルウッドに移籍後、「やぁ。」に次いでリリースされたのがこの「アウト・オブ・マインド」だ。
「アウト・オブ・マインド」には、それまでの限られた範囲からの脱皮が試みられている。そこにはゆっくりとほっつき歩きながら感じ、考えた加川良の本当の世界が広がっている。それまでひたすらに、休むことなく速められた歩みは弱められ、ちょっとした景色の移り変わりや天候の変化に自身の気持ちを重ね合わせようとしている。
音は渇いているけれど、心はドライにはなれないし、なり切れない。心はいつだって感情で濡れて光っている。だからシンガー・ソングライターだ。だからこそ、このアルバムは傑作なのだと思う。
ほっつき歩き、出会い、別れ、傷つくことを繰り返し、この先何をすればいいのか分からず、絶えず心は落ち着かない。そんな迷いや弱さを片隅に追いやることなく、ただ受け入れ、じっと夜明けを待つ。たまに迎えるクソみたいな朝には雨でも降ればいいといじけてみたりしながら。クソみたいな朝はたくさんある。
なんにもないみたいな能天気な顔してシラっと生活しているように見える人にも、それぞれがぞれぞれの生活の中で何かしら抱えている。そんな一人一人がそれぞれの一人きりの時間に心を解放してレコードをセットしてスピーカーに向き合ってただその気持ちを寄り添わせることが出来るアルバムがアウト・オブ・マインドなのだ。
加川良は流れ星だ。
秋田の寒々と淀んだ空の下、やっぱりメランコリックでセンチメンタルな「サーカス」からライブがスタートするのがいい。
この後友川かずきはギターを掻き毟り、叫び、つんのめって、いつしか地元の観客と和むわけだが、この1曲が持つ力は大きいと思う。犬/秋田コンサート・ライヴが優れている点は歌から聴く人の耳へとその熱が流れていく点だとおもう。きっと小さな子供がこのライブを目撃したとしても、その熱は伝わるだろう。時に優しい気持ちになり、時にその熱に驚いて泣き出してしまうかもしれない。
歌を表現する際に、感情を抑えて、別の色に着色して素晴らしい音楽にすることが出来る人もいる。だけど友川かずきはその感情を自分の身体の中を流れる血のようなものとして受け入れているような気がしてならない。切れば流れる血の流れに逆らうことなくストレートにぶつけてくる。そこにはポーズがないから、歌が流れ出した瞬間に胸に突き刺さってくる。
もう友川かずきの前ではジャンルとか言っている暇はない。洋楽も邦楽も関係ない。ベースにあるのは中原中也だ。詩からリズムを学んだこの男の歌には生々しいくらいの「生」と「性」が入り乱れている。これが生きているって言うことなのだろう。みんな明日も生きていく。
7/28発売 ディスクユニオンオリジナル特典付き
→南正人 加川良 友川かずき/ベルウッド紙ジャケ第3弾まとめ買いセット
一時期は中古市場での販売価格が超プレミアム価格に跳ね上がっていた村八分/草臥れて。村八分BOXにリマスタリング収録されたものの、やっぱりあのグリーンのジャケットでの草臥れては人気があるのか、そんなに中古価格が下がったようには思えない。それはきっと単体でのパッケージの魅力なのだろう。この1971年に録音された村八分唯一のスタジオ録音をアルバムとして大切の持っておきたいというファンは大勢いるのだと思った。
草臥れてがくたびれてとなり、パッケージも一新、さらにブックレットには初期の未発表フォトが満載なので、これは買いです。(ちなみに音は村八分BOXの時の2005年リマスタリング音源)
ライブの模様を収めた躍動感溢れる写真。もうそれを眺めているとそこから音が聴こえて来てしまいます。リズムが転がっていけばそこに歌が乗っかって一発。まさにロックンロールを人生として生き、身をもって体現してみせた日本が世界に誇るバンドだと思った。
でも僕はやっぱり夜道でばったり彼らに出会ったら逃げると思った。
このアルバムの再発を心待ちにしていた人も多いのではないでしょうか?
→上田正樹と有山淳司/ぼちぼちいこか+6(紙ジャケット)
日本のロック、ブルースロック専門のレーベルとして徳間ジャパンに設立された「BOURBON」。9月〜12月までそのバーボンに残された
歴史的名盤の数々が一挙に紙ジャケ&24bitデジタル・リマスタリング仕様で復刻されます。
9/5発売 5タイトル ※紫/DOIN' OUR THINGのみ2枚組 ¥2,500(税込) それ以外全て ¥2,000(税込)
・上田正樹と有山淳司/ぼちぼちいこか+6(紙ジャケット)
・上田正樹とSOUTH TO SOUTH/この熱い魂を伝えたいんや(紙ジャケット)
・紫/紫(紙ジャケット)
・紫/IMPACT(紙ジャケット)
・紫/DOIN' OUR THING(紙ジャケット)
・紫/紫・紙ジャケまとめ買いセット
大阪へ出てきてから、夢と希望と絶望にまみれて、俺、毎日いったい何してんだろう?っていう気持ちを抱きながら、混沌とした猥雑な街に身を寄せて、だけども底なしに明るい人々と出会う。
その無邪気な明るさの根底には楽天性があるから、男の情けなさと、あほらしさもさらっと耳に入ってくる。さらっと耳に入っては来るけれど、そこには大阪と男の哀しい匂いがこびりついている。その匂いがこちらの鼻につくたびに切ない気持ちになる。太陽が出ていて明るい午後の天気なのに、細かい雨が断続的に降っているみたいな感覚だ。これがブルースなのか。
ここには、そんな大阪で出会った上田正樹と有山淳司とサウスのメンバーの青春が溢れかえっている。上田正樹の抜群にうまいボーカルと有山淳司のこれまた抜群にうまく味のあるギター。必要最小限の音で奏でられた日本のブルースの金字塔。
この僅か半年後、本作のようなアンプラグドのラグタイム・ブルース・スタイルから、サウス・トゥ・サウスとして汗が飛び散るソウル・スタイルへとその姿は巨大化、夢と希望は信じられないくらいのパワーとパフォーマンスに結実され、全国のライブハウスや各種フェスティバルで彼等は暴れまわっていくことになる。
「俺の借金全部でなんぼや」〜と歌っていた上田正樹は、1983年の悲しい色やね(作曲は林哲司)の大ヒットで当時の借金は全て返済したと思われる。
7/15(日)に阿佐ヶ谷のよるのひるねで行われたいちかたいとしまささんのライブに行ってきた。
台風の影響で雨の毎日だったけど、夕方17時ころの阿佐ヶ谷は雨が止んでいて良かった。
駅前で友人2人と待ち合わせ、そのままよるひるへ。
今回のライブは前半はいちかたいさんの楽曲を、後半はビートルズを歌うというもの。
いちかたいさんのライブは初めてで、持っているCDは繰り返し何度も何度も聴いていたので、わくわくした。1曲目の「夕暮れになると」からゆるやかに、和やかにライブはスタート。CDと変わらず、それ以上にアコースティックセットのいちかたいさんのライブからは、やっぱり曲の良さと、そこに乗るいちかたいさんのボーカルがどこまでもはまっていて流石だと思った。「パラソル」や「かげろうゆらゆら」など夏をテーマとした曲をたくさんやってくれたのが嬉しかった。
そして後半ビートルズタイム。もう共演者の佐野さんもみんな嬉しそうにビートルズの曲力いっぱい歌いギターを弾いていた。きっとリアルタイムでビートルズを通過したかつての青年たちにとって、ビートルズという存在は僕なんかには想像がつかないくらい大きなものなんのだろう。
ライブの最後を飾った『アクロス・ザ・ユニバース』。呪文のように繰り返される「Nothing gonna change my world」。なにも僕の世界を変えることはできないという切ない言葉の響きはやっぱり強くて、いちかたいさんにはこれからも変わることなく自分の中から零れ落ちてくる素敵なサウンドを届けて欲しいと強く思った。
今年中にはアルバムが出る様なので、本当、楽しみに待ってます。
また飲みましょう。
ベルウッド紙ジャケ復刻シリーズ第4弾は、いよいよホーボーズ・コンサートが一挙7タイトルリリースされます。
8/24発売 各¥2,300(税込)
・高田渡,中川五郎,なぎらけんいち他/1974 HOBO'S CONCERTS I〜見えないボールを投げる〜(紙ジャケット)
・林亭,佐藤博,シバ他/1974 HOBO'S CONCERTS II〜大きな青空が胸に〜(紙ジャケット)
・ディラン2,加川良,三上寛他/1974 HOBO'S CONCERTS III〜みんな昨日のようさ〜(紙ジャケット)
・友部正人,大塚まさじ,いとうたかお他/1974 HOBO'S CONCERTS IV〜君のまわりをひとまわり〜(紙ジャケット)
・細野晴臣,小坂忠,布谷文夫他/1974 HOBO'S CONCERTS V〜ありがとうありがとうありがとう〜(紙ジャケット)
・西岡恭蔵,斉藤哲夫,田舎芝居他/1974 HOBO'S CONCERTS VI〜空は君になじめたか〜(紙ジャケット)
・遠藤賢司,銀河鉄道他/1974 HOBO'S CONCERTS VII〜虹の橋をわたる〜(紙ジャケット)
全てのジャケットをはっぴいえんどのCITYや葡萄畑のファーストや岡林信康の私を断罪せよなどを手がけた矢吹申彦氏が担当。
池袋シアターグリーンの小さな会場で1974年1月から毎月1週間ずつ1年に渡り連続して行われたこのライヴ・シリーズは、あらゆるジャンルの音楽が試されていた当時の日本のミュージックシーンを多角的に捉えることが出来る面白さに溢れています。
アットホームな雰囲気であるからこそ、アーティストの息遣いまで聴こえてくる緊張感があったり。そしてなんといっても当時のアーティストのトークの面白さ。歌を唄って、おしゃべりして、会場の雰囲気を和ませて、と思ったらとってもシリアスな哀しい歌をさらりと唄ってしまう。
出演者がひとつのコンサートで、限られた時間の中で、様々な顔を見せてくれる。それはアーティストである前に客席にいる人たちと同じ、普通の若者としての姿だったりする。だからステージと客席はとても近い。出演者もお客もふらっとやってきて、ふらっと歌って、ふらっと帰っていく。
そして、それぞれのアルバム・タイトルからは少し離れた場所から放たれた心地よい温度での熱が伝わってくる。
見えないボールを投げる 大きな青空が胸に みんな昨日のようさ 君のまわりをひとまわり
ありがとうありがとうありがとう 空は君になじめたか 虹の橋をわたる
それは朝比奈逸人が歌った「直ちゃん」の歌詞にあるように、カルピス色の朝がやってきた時に感じる熱だ。酔いと眠気の中、ただただ飲み疲れて、話し疲れて、その場所でそっと突っ伏して眠る女の人を見る目に近い。
7/21(土)にディスクユニオン吉祥寺店で昭和CD&レコードセールが開催されます。リアル昭和セールです。昭和大好きっ子は吉祥寺に全員集合。
放出アイテムなどは吉祥寺店のブログからご覧下さい。
安藤昇先生からあきれたぼういずからクレイジーキャッツからドリフから濃すぎる面子が吉祥寺でお出迎えしてくれます。
あ!ダイナマイトロックの7インチ、欲しい。
レコード買った後は、もちろんハモニカ横丁で一杯。夕立の後でも爽やかに。もちろん行く先はザ・昭和な佇まいが最高な美船で。
僕はよく金曜日の夜にいつものおっさん連中6人くらいで飲んでます。
2Fの屋根を伝ってたまにやってくる猫がかわいい。(エサをあげたらおばちゃんに怒られます。後ビールを残してもおばちゃんに怒られますので必ず残さずに飲みましょう)
美船が誇るたくさんのメニューの中から肉芽と自家製ポテトチップを注文し、つまみながら戦利品を自慢しあう緩やかな休日を是非!!まだ時間が早かったらそのまま老舗ショップのウエスタンへGO!ジーンズから、シャツから、小物まで、MADE IN USAなセレクトは老若男女問わず、幅広い層に支持されています。憧れのなぎら健壱や萩原流行な気分を是非。物事の全ての基本は格好から!週末はウエスタンシャツを着て町に出よう。
※画像は当日のリアル昭和セールでも放出される菅原文太ベスト「吹き溜りの詩」。トックリセーター、角刈り、たばこ(当時は今と違ってどこでたばこ吸っても大丈夫な愛煙家に優しい世の中でした)、その全てが理想的。
昨日、ずっと閉まっていた家の向かいの中華料理屋が復活していた。1ヶ月半くらい休んでいた。店主の腰痛らしいけれど、これでまたチャーハンが食べられると思うとうれしい。半チャンラーメン、ギョーザにビール。昨日の帰り道、そのお店の明かりを見たらなんだかほっとした。ほっとした僕は、土曜日のグリーンな気分のまま、日曜日の夜は家で西岡恭蔵の街行き村行きを聴いた。
あの時あの場所で作った歌の数々。隣には細野さんが口ひげたくわえていつもいた。街と村。きっと35年位前の郊外は村だったのだ。村から電車や車で街=東京に出てまた村に戻ってくる。大阪という地元を離れて活動拠点を東京に移し、だけどやっぱり西岡さんは東京には住まなかった。ディランにてが大阪での猥雑な生命力に溢れた生活を歌ったものであるのに対して、街行き村行きは、東京や郊外を歌ったアルバムになっている。いつもいつも自分が地に足をつけて立っている場所から歌を歌う。だからこのアルバムからは緑と風が溢れている。モコモコ雲と通り雨と虹とひまわり。地元のじいちゃんばあちゃんと一緒に村で生活する。生活と自然と人間が寄り添いあっている。穏やかな生活。そうか、こんな場所でこんな生活をして、だからこんなにもポップでカラフルな歌に彩られたアルバムが生まれたんだ!
中華屋がやっと開いたからか、これからは今まで閉じていたものも全部ゆっくり開いていって、ここで歌われている村のような、風通しの良い生活を想った。