「プカプカ」っていう曲はやっぱり好きだ。
タバコばかりプカプカふかしている女。強がりでさびしがりやですぐに男と寝てしまう女。夜明けまで酒を飲んではたばこをプカプカ。
いつか自分の本当の幸せが空から降ってくるのを待ちながら、でも寂しさに溺れそうで、どうしようもなくなって、本当は幸せなんか降ってこないと思ったり。
酒とタバコと寝不足の頭で支離滅裂な事を言ったり。
一人の女の可愛さと弱さが綴られる。
きっとこの曲を作った西岡恭蔵さんは本当に優しい人だったのだと思う。
じゃ無ければ本当は甘えたい、どうしようもない女を気遣いながらも見守ることしか出来ない不器用な男なんかこの中で描け無いだろう。
殿岡ハツエ。
黒髪のエキゾチックな美女。
女優。
きっとたくさんの男達に言い寄られたと思う。
放っとかれないだろう。
大人の女の色気が匂い経つ。
多くのアーティストにカバーされている「プカプカ」だが、日本のロック界におけるテクニシャン集団、キャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)をバックに彼女が歌う「プカプカ」が一番好きだ。
唄は決して上手くないが「プカプカ」の女がここにいる。
ジャズシンガーの安田南さんをモデルにした唄らしいが、僕はこの7インチの「プカプカ」を聴いてから殿岡ハツエさんの姿しか浮かばない。
彼女の「プカプカ」を聴くと生まれて初めてたばこを吸ったときの様に、クラクラする。
やっぱり恭蔵さんは間違いなかとです。うおおお〜ん!