素晴らしき音楽との出会い

1年に2万キロ以上もの旅をしながら出会った様々な素晴らしき音楽をつれづれなるままにご紹介。

 
 

ニルソン/ハリー・ニルソンの肖像 (アリン・シップトン 著 奥田祐士 訳)

2017-12-28

20648.jpg ニルソン/ハリー・ニルソンの肖像 (アリン・シップトン 著 奥田祐士 訳)(国書刊行会/BOOK/9784336062475)


〈ページを繰る毎に驚きの連続。ポピュラー音楽史上最高の3枚の内のひとつ『パンディモニアム・シャドウ・ショウ』を作った男が、こんな生まれ育ちで、こんな人生を送ったなんて。深い悲しみとユーモアに満ちた一冊〉 小西康陽

大ヒット曲〈うわさの男〉〈ウィザウト・ユー〉で知られるアメリカのシンガー・ソングライター、ハリー・ニルソン(1941~1994)。

のこした数々の名曲がいまも音楽好きの人々に愛され、カヴァーされ続ける稀代のアーティストの人生を描く初の伝記がついに登場!

破天荒な旅にあけくれた少年時代を経て、60年代後半、銀行に勤めながらロネッツやモンキーズ、ヤードバーズなどの曲を書き、やがて変幻自在の歌声を持つシンガーとして鮮烈なデビューをかざったニルソンは、一生涯ライヴをおこなうことなくその歌声とレコーディングの魔術を駆使して《パンディモニアム・シャドウ・ショウ》《ランディ・ニューマンを歌う》《夜のシュミルソン》などの先駆的な作品をつくりあげ、グラミー賞を2度受賞、60~70年代を代表するポップ/ロック・アーティストとなった。

〈失われた週末〉(ロスト・ウィークエンド)として知られるジョン・レノンとの放蕩、リンゴ・スターとの友情などビートルズとの神話的交遊、そして飲酒・薬物に溺れながらも新たな創作に挑戦しつづけたその波瀾万丈の人生を、関係者へのインタヴューとニルソン本人が遺した自伝草稿ほか、厖大な資料と緻密な調査によって辿る。

カバー装画:本秀康

〈ハリー・ニルソンはオレの親友だった〉 リンゴ・スター

〈彼は柔らかで滑らかな、美しい声の持ち主でした。言葉の使い方もとてもユニークで独創的でした〉 ヨーコ・オノ

〈シップトンの本はひとことで言って美しい。ハリーという夜の住人にはじめて陽の光が当てられた結果、明らかにされるのは、間違いなく悩みと問題を抱え、だが紛れもなく天才だった男の実像だ。真実はハリーに優しく、細部は彼の伝説に箔をつけ、ありのままの事実は、一度も人に嫌われたことのない男をより魅力的にする〉 ジミー・ウェッブ

〈ハリーは成功という燃え盛る太陽に近づきすぎた叙情的なイカルスだった。たしかに浄らかな声と順調なキャリアは、薬物の海に転がり落ちてしまったかもしれない。だが彼は決して歓びと驚きの感覚をなくさなかった。永久(とわ)の友。つねに導き手となってくれた男。これはたくみに紡がれた彼の物語だ〉 テリー・ギリアム

〈早すぎる死を遂げて以来、ハリー・ニルソンはアメリカ音楽の失われた天才のような存在になっている。アリン・シップトンの克明で鋭敏な評伝は、20世紀後半を代表するソングライター、そしてシンガーとしての彼をかならずや復権させるはずだ〉 デイヴ・レイン(リヴァプール大学教授/『ロック・エンサイクロペディア』編者)

著者紹介

アリン・シップトン (アリンシップトン)

1953年生まれ。音楽評論家・ミュージシャン。ジャズ評論のほか、ロンドンのロイヤル・アカデミー・オブ・ミュージックで教鞭をとりながらベーシストとしてバンドも率いている。

主な著作にFats Waller His Life and Times (1988) Groovin' High: The Life of Dizzy Gillespie (1999) A New History of Jazz (2001) I Feel A Song Coming On - The Life of Jimmy McHugh (2009) Hi De Ho - The Life of Cab Calloway (2010)などがある。

奥田祐士 (オクダユウジ)

1958年広島県生まれ。東京外国語大学英米語学科卒業。雑誌編集をへて翻訳業。

主な訳書にマーク・リボウスキー『フィル・スペクター 甦る伝説』、『ニール・ヤング自伝』(以上白夜書房)ジェフ・エメリック/ハワード・マッセイ『ザ・ビートルズ・サウンド 最期の真実』(河出書房新社)、『バート・バカラック自伝 ザ・ルック・オブ・ラヴ』(シンコーミュージック)、ポール・デュ・ノイヤー『ポール・マッカートニー 告白』、デーヴィッド・マークス『AMETORA 日本がアメリカンスタイルを救った物語』(以上DU BOOKS)などがある。

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Posted by uncledog at 15:15:11 │Comments(0)TrackBack(0) | 素晴らしき音楽との出会い TOP | 前の記事次の記事

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