素晴らしき音楽との出会い

1年に2万キロ以上もの旅をしながら出会った様々な素晴らしき音楽をつれづれなるままにご紹介。

 
 

Wayne Carson/Writer

2017-05-25

20128.jpg Wayne Carson/Writer(Wayne Carson/WC5024/CD/0662582805024)

ダン・ペンの4年振りとなる待望の新作、デモ・シリーズ第4弾「サムシング・アバウト・ザ・ナイト」には親友の音楽ライター、故ウェイン・カーソンとの共作が収録されていた。ダン・ペン自身によるライナー・ノーツの最後には2015年に惜しくも亡くなった友人、音楽仲間のウェイン・カーソンへの追悼メッセージがあった。

米国コロラド州、デンヴァ―出身のソングライター、レコード・プロデューサー、ミュージシャンだったウェイン・カーソンと言えば、アレックス・チルトン率いるボックス・トップスのヒット曲「ザ・レター」「ネオン・レインボウ」「ソウル・ディープ」の作者としてロック・ファンには有名だ。

一方、さらに世界中の方に有名なのはエルヴィス・プレスリー、ブレンダ・リー、ウイリー・ネルソン、ペット・ショップ・ボーイズ、フリオ・イグレシアス等、数多くの有名アーティストにカバーされた「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」。

裏方役として長年活躍してきたウェイン・カーソンが2002年に自主制作盤CDでリリースした今では遺作となった「ライター」はオリジナル・ソングのセルフ・カバー集。

冒頭の「ザッツ・イット・フォー・ラヴ」はアルバムの幕開けにふさわしいスローな楽曲で、耳に心地よいスティール・ギターの響きと女性バック・コーラスを従えながら語りかけるように歌っています。

「ブレッシング・イン・ディスガイズ」は70年代カントリー・ソウルの王道を行くような楽曲で、ちょっとディープにソウルフルに歌うウェインのボーカルが素晴らしいの一言。美しい女性バック・コーラス隊との絡みには背筋がぞくぞくします。

冒頭で女性が「ザッツ・メンフィス!」と叫び、ホーン・セクションが迫ってくる「ラヴ・ライト」はカントリー・ソウルのファンなら胸キュンものです。

ダン・ペンとの共作「'65 ブルー」はカントリー・ロック調の楽曲で、米国の広大なフリー・ウェイを車で流しながら聞くのには最適。

スタンダードとなった名曲「オールウェイズ・オン・マイ・マインド」の作者、ウェイン自身によるセルフ・カバーは超を付けたいほどディープにしっとりと歌っています。オーケストラをバックにした美しいギターも聞く者の心にささります。聞き終えた時には素晴らしい余韻が耳に、心に残るグレイト・バージョン。一度は聞いておきたいものです。

アルバムのラストを飾る「ザ・レター」はハードなアレンジでちょっとラフに歌ったカントリー・ロック・バージョンで、楽しく聞かせてくれます。

ダン・ペン等、カントリー・ソウルが好きな方は要チェックです。

1. That's It For Love
2. No Love At All
3. Blessing in Disguise
4. A Little Bit Harder
5. Places in Her Heart
6. Love Lite
7. Free Me When You Go
8. Never Thought About Love
9. Soul Deep
10. A Horse Called Music
11. '65 Blue
12. Always On My Mind
13. The Letter

●ウェイン・カーソンのウェブサイトは下記です
http://www.waynecarsonmusic.com/index.htm


Posted by uncledog at 18:50:02 │Comments(0)TrackBack(0) | 素晴らしき音楽との出会い TOP | 前の記事次の記事

この記事へのトラックバックURL

http://blog.diskunion.net/user/uncledog/tapestry/cwtb.cgi/20128

この記事へのコメント


■お名前
■メール
■URL

■コメント

TOP OF PAGE