エスカレーターのような人生。
そんな場所からはみ出してしまった人達。
自分の考えで生きようとしたとき、よほどの確信がないかぎり、
自分を見失うような気がします。
用意されたものに手を伸ばし、しがみつきたくなります。
自分の立っていた場所を振り返ってみた瞬間、もうそこには戻れないような気がします。
どっちつかずの人生の狭間に迷い込んでしまった人。
全てのうまくいかない原因は自分にあります。
友川は自分自身の不甲斐無さ、惨めさ、意気地なしさ、寂しさ、悲しさ、を自分自身にぶつけています。
でも、それは人事ではなく、このアルバムを聴いた私達にも直結することです。
こういった己の惨めさ、不甲斐無さなどは、わかっていても完全には受け入れていないし、誰でも認めたくないものです。
誰かに言われて初めて直視できることだと思います。
世の中のせいにしたり、誰かが救ってくれる、いつか転機がくる。
などの逃げ道を探して、ずるずるといつまでも本当の原因を引きずっている。
結局は、友川カズキのように、自分自身で自問自答し、声に出し奮い立たせなければならないような気がします。
だって結局は自分で自分の首を絞めているのですから。
子供の時経験した、つもり積もった悪事がばれて、こっぴどく怒られた後の、何もなくなった感じ。
不安と後ろめたさに自分で首を絞め続けた毎日からの開放。
このアルバムを聴いた時はそんな感じを受けました。
と同時に、ここまで直球を食らわなければ、真剣に考えることも出来ない、自分の不甲斐無さ。
友川カズキの唄から僕は、人間としての意地と生を感じました。
友川かずき 1st Album [やっと一枚目]
友川かずき 2nd Album [肉声]
友川かずき 3rd Album [千羽鶴を口に咬え日々〕
友川かずき 特典付3タイトル(やっと一枚目、肉声、千羽鶴〜)まとめ買い『3枚買うって言ってみろ!』セット
人は日々滋養をつけていかなければ生きていくことができません。
肉体も心も同じこと。
生きるとはそういうことなのです。