言うものは知らず、知るものは言わず

僕の人生に深く影響を与えた、日本のフォークソングについて色々書いていこうかと思っております。URC Bellwood ELEC などなど大好きなアーティスト達の熱い魂のこもった歌を共感していただけれるよう、熱い記事にしていきたいです。どうぞよろしくお願い致します。

村八分

2007-09-22

8030.jpg 最近、しんみり深い、底の底のほうの詩ばかり聴いていて、
脳内バランスが偏り気味だったせいか、目の視点がさだまらなかった。

いくらしんみり暗いフォークが好きでも、これはいけません。
偏ると体調を崩す。栄養はバランス良くとらないといけない。

亜鉛がわりに久しぶりに「村八分」を、御茶ノ水の学生がたむろする喫茶店で爆音で聴いてやった。(もちろん一人イヤホン)

チャー坊の「うっせー!!!」の一言で
喫茶店の中の、型にはまった笑い声とありふれた会話を一気にぶっとばして、すかーっと晴れ渡った。
足りていなかった栄養素が見事に的中した。

「俺の事わかるやついるけ?」なんて、もろに自分に当てはまったように思えた。

「始めて会うタイプ」「面白くない」「暗い」「普通の人」「面白い」「冷めた奴」「冷めてない」「わかりやすい奴」「つかみ所のない奴」など、色々言われてきたが、まったく持ってどんな奴かわからない。
人間そんなに単純にはできていない。
本人も自分の深い所を口にして言い表すことが難しい。複雑だと思う。



もし誰からも仲間はずれの村八分になった時、どんな気分になるんだろうと、ふと思った。


なんか前よりも増して自分の殻に閉じこもってしまったかもしれないが、でもまぁいい。
気分は何故か良かった。

Posted by naoji at 19:06:44Comments(2)TrackBack(1)

岡林信康 八王子コンサート

2007-09-15

先日、岡林信康さんのコンサートを見て参りました。
僕が思うに結局は、岡林さんは岡林さんだし、僕は僕なんだなぁと思いました。
僕は僕で探しているし、岡林さんは岡林さんで探している。

だから僕は「今日をこえて」「自由への長い旅」「愛する人へ」「私たちの望むものは」が大好きです。

それは今僕がその思想だからに他なりません。ただそれだけの話です。

岡林さんが若かった頃のように、今の僕も若い。

僕は岡林信康から、自分なりの解釈で、生きることに活かす多くのものをいただきました。

コンサートはとても素晴らしく、大成功でした。
岡林さんと共に歳を重ねたお客さん達は、超のりのりだったし、なんか羨ましかったなぁ。

演歌、津軽三味線、尺八の素晴らしさも感じられたし、エンヤトットの奥深さもわかった。

何より「今日をこえて」「自由への長い旅」を聴けたこと‥‥本物でした‥泣(当然ですね‥すいません)‥。

次は、10月20日 日比谷野音でのライブです。楽しみです♪

Posted by naoji at 18:47:37Comments(4)TrackBack(1)

友川カズキ

2007-09-13

7951.jpg エスカレーターのような人生。
そんな場所からはみ出してしまった人達。
自分の考えで生きようとしたとき、よほどの確信がないかぎり、
自分を見失うような気がします。
用意されたものに手を伸ばし、しがみつきたくなります。
自分の立っていた場所を振り返ってみた瞬間、もうそこには戻れないような気がします。
どっちつかずの人生の狭間に迷い込んでしまった人。
全てのうまくいかない原因は自分にあります。


友川は自分自身の不甲斐無さ、惨めさ、意気地なしさ、寂しさ、悲しさ、を自分自身にぶつけています。

でも、それは人事ではなく、このアルバムを聴いた私達にも直結することです。

こういった己の惨めさ、不甲斐無さなどは、わかっていても完全には受け入れていないし、誰でも認めたくないものです。

誰かに言われて初めて直視できることだと思います。

世の中のせいにしたり、誰かが救ってくれる、いつか転機がくる。
などの逃げ道を探して、ずるずるといつまでも本当の原因を引きずっている。

結局は、友川カズキのように、自分自身で自問自答し、声に出し奮い立たせなければならないような気がします。
だって結局は自分で自分の首を絞めているのですから。

子供の時経験した、つもり積もった悪事がばれて、こっぴどく怒られた後の、何もなくなった感じ。
不安と後ろめたさに自分で首を絞め続けた毎日からの開放。

このアルバムを聴いた時はそんな感じを受けました。
と同時に、ここまで直球を食らわなければ、真剣に考えることも出来ない、自分の不甲斐無さ。

友川カズキの唄から僕は、人間としての意地と生を感じました。


友川かずき  1st Album [やっと一枚目]

友川かずき  2nd Album [肉声]

友川かずき  3rd Album [千羽鶴を口に咬え日々〕

友川かずき  特典付3タイトル(やっと一枚目、肉声、千羽鶴〜)まとめ買い『3枚買うって言ってみろ!』セット

Posted by naoji at 19:13:55Comments(4)TrackBack(0)

偶成

2007-09-01

偶成 = 詩歌などがたまたまでき上がること。また、その作品。偶作。



加川良「偶成」と言う曲、この曲を始めて聴いたとき、深い安堵感のようなものを感じた。

ずっと一人で、
人の流れに流されることがない様に、固い殻に閉じこもり、自分を守り続けた。
自分を見失わないように、しっかりと錘を付け、深い水の底で、孤独からの怖さと戦い、寂しさを押し殺し、自分の言葉を貫いた。
深い水のそこで、一人ぼっちになって、上を見上げれば、水面ではぱしゃぱしゃと楽しそうに水遊び。
でもけして向こうには行けなかった。
僕は深い水の底で、自分自身を探求し続けた。
一人ぼっちでいる時間が長ければ長いほど、自分は形成されていった。

でもいつしか、深い水のそこで、ゆるぎない温もりを感じることが出来たんです。


「偶成」を聴いたとき僕は、後ろから抱きしめられたような気がして、おいおい泣いてしまいました。

一人ぼっちの寂しさを、頑固に意地張って隠し通すことは出来ませんでした。

僕は今、僕の周りにいてくれる人達を、大切にしたいと思います。


偶成を含むアルバム
・加川良ウィズ村上律/ALIVE(紙ジャケット)
・加川良/親愛なるQに捧ぐ
・渡辺勝/アンダーグラウンドリサイクル

Posted by naoji at 14:45:50Comments(3)TrackBack(0)
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