曲は暗くて陰湿で、ジャケはダサくてかっこ悪い。
このアルバムでは隠す事なく人間のかっこ悪い部分を全部うたっている。
このアルバムのタイトルを初めて見た時、凄い衝撃を受けた。
このアルバムを手にした当時は、まだ学生だったように思う、かっこつける事に一生懸命だった頃だ。
タイトルを見た瞬間、一瞬立ち止まったような感覚になったのを今でも覚えている。
そしてなぜかそのアルバムを買っていた。
中身の音楽は、どうしようもなく暗くダサかった。
その時僕は聴くのを敬遠してしまった。
数年たったあと、もう一度聴いてみた。
でもまだ、かっこ悪くなる事をおそれた僕は、聴くのをやめた。
そして今、このアルバムの素晴らしさを知った…
全部、自分の中でかってに作り上げたプライドというものに、雁字搦めにされていた事に気付いた。
早川義夫と言う人物は、まぎれもなく人間で、あまりに人間すぎて信じられなくなってしまうぐらいだ。
でも自分の自分を見つめ直してみると、まさにその通り、全て正しく当てはまり、嘘と本当が逆転している自分が見えてくる。
このアルバム『かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう』に秘められた内容は、誰もが持っている人間の根っこの部分なんじゃないかと思う。
自分を形成している全てのものをとっぱらえば、なんともかっこわるい、弱々しく内股でうじうじした、ジャケットに描かれているようなものが出てくるんじゃないかなと思う。
早川さんは、俺達がひたむきに隠してきた全てのかっこ悪い真実を、唄ってしまわれた…
どうしますか? まだかっこつけますか?
URC真実を唄う代弁者達
URCでかジャケ好評発売中!
はっぴいえんど/はっぴいえんど
はっぴいえんど/風街ろまん
金延幸子/み空
加川良/教訓
遠藤賢司/niyago
高田渡・五つの赤い風船/高田渡・五つの赤い風船
休みの国の音楽は、どこか幻想的でいて、何か楽しげ、だけど歌詞は訴えそのもので、
不可思議なこの世の中を、おかしく楽しくバカにしたように、批判しプロテストしている。
聴けば聴くほど共感してしまう自分がいます。
でも、これくらいおかしくなってしまうような、そんな世の中なのかもしれない。
お前は生きていたか 汗は流したか…って
なんか自分に言われているような気がした。
Union Stripという曲を聴くと、僕はすごく考えさせられてしまう。
乾燥していく世界、むしろ何もない世界の方がすてきなのか…
URCのアーティストは、自分の中にある違和感を明確に答えてくれる、代弁者であるように思います。
だから物凄く共感するし、自分のことでもあるので、心に突き刺さって、一生心に残る音楽になるんだと思います。
12/7より『URC旧譜フェア』が開催されるということで、URCの存在を知らない人も、URCが大好きな人も、この機会にコンプリートしてみてはいかがでしょうか。
僕も今回のフェアを機に、URCから発売されたアルバム一枚一枚にこめられた、メッセージを感じて生きたいと思います。
今回発売されたURCでかジャケシリーズ。
こだわりにこだわり抜いた、忠実に再現された質に僕はURCへの熱い魂を感じました。
ディスクユニオン特典、採算度外視の超豪華&他では決して手に入れることが出来ない超貴重な特典、「URCでかジャケシリーズ」の中から5枚お買い上げでもらえる『URCロゴ入りキャリングバッグ』に、URCへの熱い思い入れを感じました。
この混沌とした時代、何か違和感のあるこの世の中に、欠けているものをURCは教えてくれるはずです。
僕は遠藤賢司「niyago」の 夜汽車のブルースで、心を奮い立たされました。
加川良「教訓」で自分に対するやさしさを教えてもらいました。
友部正人「にんじん」で現実を痛感させられました。
ディラン2「きのうの思い出に別れをつげるんだもの」でふところの深い包容力に抱きしめられました。
URCにたくさんのことを教えてもらい、学びました。
URCの魂は今もまだ生きづいています。
このチャンスを機に、是非 聴くべき音楽だと僕は思います。
今、金森幸介の『箱舟は去って』を聴いています。
ほぼ毎日聴いているのですが、やっぱり良すぎる‥
これほど人間にふれれるアルバムは他にはないんじゃないかなと思う。
こたつにもぐりながら一人で聴いていると、あまりの共感 言葉で言い表せないほどの感情が湧き上がってくる。
このアルバムに自分が溶け込んでいくようだ。すみからすみまで、耳から入ってくる。
あ〜すべてが満たされる‥‥
金森幸介「箱舟は去って」の以前に書いたブログはこちら
とても良いライブアルバムだった。
かざらない、ギター一本で我が思いの唄を聴かせる。
ひきがたりの良さを改めて感じたアルバムだった。
ギターと一心同体となって、いとうたかおの思いが、僕の心に届きました。
飾り付けのされていない分、言葉がストレートに伝わる弾き語りがやっぱり一番好きだ。
僕の求めているものは、楽曲ではなくて、やっぱり詩だと思う。
もしかしたら詩の朗読で満たされるかもしれない。
日本のフォークソングに心を掴まれたのは、日本語の言葉だった。自分にとって一番理解のある日語。
それがダイレクトに脳に伝わったのだと思います。優しいメロディーが言葉を僕の脳に運んでくれた。
パンクやハードコアを聴いていた時も、フォークやプロテストソングを聴いている今も、
僕の聴く姿勢は変わっていないような気がします。
訴え、疑問などの、社会や人間の歴史に対する、その人の姿勢や態度を聴いていたのだと思う。
楽曲はシンプルなものを好み、短調であればある程好きだった。
attitudeがそのままストレートに伝わるものが、心に響いた。
このアルバムを聴いた時、いとうたかおのattitudeを感じた。
唄がメッセージであった時代は、まだ ここに生きづいている。
音楽を日常の消耗品にしてはいけない。