このアルバム朝野由彦『巡礼』を聞くと、自分のペースを取り戻す事ができる。
大きな波に飲み込まれて溺れ掛かった自分を、まわりを見渡せる丘の上に救い上げてくれるんです。
まわりを見渡すと皆溺れかかっているように見えるのです。
中にはその波にうまく乗れている人もいます、しかし大半は荒波に飲まれ見失う…一度丘に上がり時分のペースで再挑戦すればいい、まわりに流される事なく自分のペースで。
朝野由彦さんの歌声は、個性的な声ではないのだが、どこかほっとする…実家に帰った時、昔と変わらぬ母のぬくもりを感じるような…ゆったり歌う歌声が、心にあたたかく広がる。
タイトルでもある曲「巡礼」、春一番でも歌われている「うたを歌って」、「オリオン座」、オープニング曲の「冬ごもり」など素晴らしい名曲がたくさん詰まった、朝野由彦の唯一のアルバム。
…なんかいろいろ思い出した……