80年代初期、NYアンダーグラウンドのクールな熱量を封じ込めた貴重なライヴ音源集。特筆すべきはSONIC YOUTHやSWANS、そしてディスコ〜ガラージュ〜アヴァンギャルド〜ロックを同等に鳴らすARTHUR RUSSELLなどの初期ライヴが聴けてしまう点です!!
ザラつきながらも一音一音にまで知的な感性を集束させ、その粒子を自己表現という名の下にアンプリファイさせた“生”へのフラストレーション。
80年代初期のNYの一部分を切り取った一枚ではありますが、当時の磁場を想像するだけでも興奮しっぱなしです!!
ジャケットのアートワークも最高ですね〜。
1. Sonic Youth / World Looks Red
2. Sonic Youth / Shaking Hell
3. Swans / Clay Man
4. Swans / Weakling
5. Bill's Friends / RTZ
6. Arthur Russell / Hiding Your Present From You
7. Arthur Russell / All-Boy All-Girl
8. Christian Marclay / His Master's Voice ( Opening )
9. Rhys Chatham / Guitar Trio ( 1977 )
10. Elliott Sharp / Crowds and Power
【詳しくはこちら】
V.A. / AMPLIFIED: NEW MUSIC MEETS ROCK, 1981-1986
ベテランなのにいつでも普段着な雰囲気。でも演ってる音楽は、一聴する限りではシンプルに聴こえる彼らの楽曲ですが、聴けば聴くほど深くなる摩訶不思議なマジカル・ワールドへ……。
確実にオルタナティヴの重要バンドとして認知され、でも、飄々とその上を渡り歩く彼らは、SONIC YOUTHとは似て非なる佇まいを感じますね。
ということで、あまりYO LA TENGOの作品の中では語られない、彼らが1992年に“ALIAS RECORDS”からリリースした5作目、『MAY I SING WITH ME』をご紹介。
彼らYO LA TENGOの初期の名作で、JAMESがベーシストとして正式に参加した作品でもあります。初期独特の、良い意味で雑な演奏とヌケたバンド・サウンド、心地よいホワイト・ノイズなどなど、相変わらずな“ヨラ節”が堪能できます。
01. Detouring America with Horns
02. Upside-Down
03. Mushroom Cloud of Hiss
04. Swing for Life*
05. Five-Cornered Drone (Crispy Duck)*
06. Some Kinda Faitigue
07. Always Something
08. 86-Second Blowout
09. Out the Window
10.Sleeping Pill
11.Satellite
“CAPITOL”レーベルが今年のトップ・プライオリティとして送り出す、テキサス出身の6人組、SOUND TEAMのデビュー・アルバム『MOVIE MONSTER』。
ポスト・パンク〜USインディな仄暗いメロディ、焦燥感のあるヴォーカル、フックの効いたシンセやムーグなどを配した今作。今後大きく化けそうな才能を秘めております!!
ライヴには定評があり、今年の夏には『LOLLAPALOOZA』にも出演。そして、冬頃には来日もあるとのことですよ〜!!
01. get out
02. born to please
03. no more birthdays
04. ""movie monster""
05. tv torso
06. back in town
07. your eyes are liars
08. afterglow years
09. shattered glass
10. you've never lived a day
11. handful of billions
【試聴はこちら】
MYSPACE
ポスト・ロックの新たなトビラを開けた65DAYSOFSTATICの登場はとにかく新鮮でした。ポスト・ロック〜ハードコア〜ドラムンベースのストイックさを繊細に抽出して構築された“美と轟”の融合は、僕の中で「ポスト・ロックにこんな楽曲があったらいいな〜」という漠然としたイメージにピッタリとフィットする轟音で、一聴した途端すぐに惚れ込んじゃいましたよ。
で、そんな65DAYSOFSTATICからバトンを受け継ぐのは、やっぱり彼らしかいないと断言!! そう、UKはオックスフォードにて活動する4人組、YOUTHMOVIE SOUNDTRACK STRATEGIES!!!! 彼らは65DAYSOFSTATICともツアーを回ってたり、US色の強い豪華イヴェント『ALL TOMORROW'S PARTIS』にも出演経歴のある要注目バンド。
FUGAZIやAT THE DRIVE INなどに通ずるクールな激情を増幅させた知的なハードコア、SLINTやRODANなどルイヴィル〜シカゴ・シーンの偉大なバンドたちを想起させる冷やかなUSオルタナティヴ、そして65DAYSOFSTATIC同様にドリルン・ベースな打ち込みも飛び出す圧巻な轟音は、何度聴いても病みつきに!! そのサウンド・テクスチュアの妙も筆舌に尽くしがたいのですが、激情を増幅させた切迫感と確信犯的な音の隙間の配置がセンス抜群で、瞬く間に恍惚の世界へと連れていってくれます。
今作は、“Fierce Panda”からリリースされていた同タイトル作に65DAYSOFSTATICのリミックス曲などを追加収録したリプレス盤。
そして、7月はiForward Russia!のUKツアーをサポートするとのこと!! ますます注目されそうです。
YOUTHMOVIE SOUNDTRACK STRATEGIES / Hurrah! Another Year, Surely This One Will Be Better Than The Last; The Inexorable March Of Progress Will Lead Us All To Happiness タイトルなが……
1. The Pitch And Yaw Of Satellites (9.32)
2. A Little Late He Staggered Through The Door And Into Her Eyes (6.08)
3. Recovery Speak (7.26)
4. ...Spooks The Horse (8.25)
5. Ores (4.00)
6. ...Spooks The Horse [65daysofstatic remix] (tbc)
+ Ores - the video
【試聴はこちら】
オフィシャルHP
MYSPACE
とにかく、推薦曲は彼らの代表曲でもある‘the pitch and yaw of satellites’。上記のリンク先で試聴できますよ〜!!
2004年のリリースですが、今だその信望者の絶えない彼らのデビュー作にして名盤、『thebrotherkite』。
良質なシューゲイザー・バンドを数多く送り出すカリフォルニアはサクラメントにて居を構えるClairecordsからのリリースというのも納得。
そして、エモとシューゲイザーを黄金比で奏でる今世紀の逸材として今後も君臨するであろう、魅力的なポテンシャルを秘めてますよー。
DEATH CAB FOR CUTIEやAPPLESEED CASTを彷彿とさせる疾走メロディの表層をたゆたうギターの洪水には圧巻で、フィードバック・ノイズに浸された胎内にいるかのような恍惚な至福を堪能できます!!
彼らの新作もレコーディング序盤らしいので、この1stを聴きながら心待ちにしてましょう。