黒汁通信

ソウル〜インディ・ソウル〜R&Bのウラ、オモテ、ソコやらアソコをより深く弄るバイヤー業の日々を赤裸々に綴ります。

THE RHYTHM ALL-STARS / THE RHYTHM ALL-STARS ヴォーカルはあのGEOFF MCBRIDE!90年代シンガーの新たな道! インディソウル列伝 No.169

2008-05-15

9250.jpg THE RHYTHM ALL-STARS / THE RHYTHM ALL-STARS (JOMAR RECORDS)

GEOFF MCBRIDE!そうです、90年にARISTAからアルバム「DO YOU STILL REMEMBER LOVE」(GERALD LEVERTが一部プロデュース)でデビュー、そのディープな歌唱によりソウル・ファンの心を掴んだ忘れえぬ男。その唯一のアルバム・リリース以降、音沙汰のなくなってしまった彼がなんと!20年近い時を経てシーンに帰って来ました!

驚きなのはなんとバンドのメンバーとしての復活という点。このTHE RHYTHM ALL-STARSなるグループの名前をインフォで知った時はレーベルがJOMAR RECORDS(フロリダのサザン〜コンテンポラリー・ディープ・ソウルをリリースしているレーベル)ということからサザン系バンドの作品かと思っていましたが、その歌声を聴いて驚いた。「誰だ?このトンでもなく歌えるヴォーカルは?」と。そして気になりつつも忙しさにかまけて調べずにそのままオーダー...入荷して仰天!まさかのジェフ参加とは!

収録内容
1. Stuck
2. I'll Work For You
3. Tic Toc
4. Hold Me
5. She's Powerful
6. Came Back Home
7. Sho Nuff
8. I Didn't Steal Nothing
9. What You Won't Do For Love
10. Back Stabber

アトランタからフロリダに移り住んだジェフが同地で知り合った面々と結成(参加?)されたのがこのTHE RHYTHM ALL-STARSである。昨年はSIMEOという若手の注目サザン・シンガーを送り出したJOMAR RECORDSの充実ぶりは、もしかするとこのバンドの面々がサウンドの一旦を担っているからか?などと勘ぐってしまいますが、それほどシンプルだが、適度にコンテンポラリーなサウンドも巧く演奏するなかなかのバンドなのであります。

そしてもちろんジェフのヴォーカル。元々デビュー当時もゴスペル〜ソウルを根っこに持つ、しっかりとした歌い手として評価されていた彼だけあって、このサザン〜コンテンポラリー・ディープ・ソウルのスタイルはしっくりきている。

そして、そんなサザン・ソウル・スタイルの楽曲の合い間に収められたアーバンな楽曲の素晴らしいこと。BOBBY CALDWELLの名曲カヴァー(9)にはじまり、都会的なアーバン・スロウ(4)の2曲だが、これが堪らなく良い出来。もちろんサザン〜ディープな楽曲での彼も良いが、もう一度このアーバンな路線での彼のソロ・アルバムを聴いてみた...という欲望は、もちろん渦巻きますが...

兎に角、90年代にデビュー〜活躍したシンガー達が次々と消えてゆく中、実に嬉しいカムバック。もしかしたら今、あのシンガーもどこかで歌っているのかもしれない...なんて夢を抱かせてくれる、そんな想いを胸に聴くというのもこのアルバムのひとつの楽しみ方ではないでしょうか。

THE RHYTHM ALL-STARS オフィシャルmyspace
JOMAR RECORDS HP

祝!カムバック度 ☆☆☆☆☆ | 痩せました?度 ☆☆☆☆ | サザンとアーバンの掛け橋度 ☆☆☆☆☆ | やっぱりソロ新作も期待してしまいます度 ☆☆☆☆☆

Posted by kurojiru at 07:22:15 │Comments(0)TrackBack(0) | 黒汁通信 TOP | 前の記事次の記事

この記事へのトラックバックURL

http://blog.diskunion.net/user/kurojiru/kurojiru/cwtb.cgi/9250

この記事へのコメント

名前 メール URL コメント
TOP OF PAGE
blog.diskunion.net ©2005 disk union company limited