黒汁通信

ソウル〜インディ・ソウル〜R&Bのウラ、オモテ、ソコやらアソコをより深く弄るバイヤー業の日々を赤裸々に綴ります。

KEN GOBER / SOUL OF A MAN: THE JOURNEY 巧いッ!実力派コンテンポラリー・ゴスペル快作! インディソウル列伝 No.152

2008-02-05

8740.jpg KEN GOBER / SOUL OF A MAN: THE JOURNEY (4 LIFE MUSICK)

時折熱くなりながらも安定した歌唱力が光る。若手シンガーからは感じることのできない余裕のあるスタイルは、その歌唱力に裏付けられたものだけではなく、様々な人生経験から醸し出されているようだ。スタイルはコンテンポラリー・ゴスペル色を強く感じさせてくれるソウル/R&B。

一般のゴスペル系シンガーと言えば幼少の頃からクワイアに参加して...といった輩が多くを占めるが、このKEN GOBERの若いころと言えば酒とドラッグにおぼれる毎日だったそう。矯正施設に入り、人生を立て直そうとしていた時に出会ったのがゴスペルだったそうだ。

その後90年代"EXOTIQUE"なるショー・バンドにリード・シンガーとして参加。全米は勿論、ヨーロッパ、アジア各国、そして来日も経験していると言う事。その時にゴスペルだけではなくソウル・ミュージックを体感し、現在のスタイルの素が出来上がったようだ。

収録内容
1. Intro
2. The Call
3. Called
4. You've Been Good
5. Like I Am
6. Brand New Day
7. Mighty At Battle
8. Hitting Rock Bottom
9. You Did It For Me
10. In His Care
11. When You Praise
12. Fly Away
13. I Believe
14. Outro
15. Mighty At Battle (Radio Edit)

甘美な色濃いスロウ〜ミッド系では80年代のシンガー、少し強引にたとえればFREDDIE JACKSONPEABO BRYSONあたりを思い起こさせてくれる。前半(3)〜(5)の現代R&Bと80年代コンテンポラリーを織り交ぜたようなミッド〜スロウは真骨頂と言えるだろう。(10)(12)の80年代ヒット・チャートに出てくるようなキャッチーなスロウもなかなか。

そんなR&Bスタイルに挟まれながら収録されたいくつかのコンテンポラリー・ゴスペル・ナンバー。(6)(7)の人生の悦びが伝わってくるような快活なアップ、(13)の壮大ながら人間味に溢れる唄が印象に残るスロウ等、聴き所は盛り沢山だ。

若い頃の中毒生活と現在の聖なる域も感じさせるシンガーという波乱万丈な人生のようなアルバム、そんな言い方は大袈裟かもしれないが、そのくらいの聴き所はあると言う事をぜひ感じてもらいたいアルバムだ。

by 営業部 S氏

KEN GOBER myspace

ソウルフル・ヴォイス(塩分割と濃いめ)度 ☆☆☆☆☆ | この節回し...堪らん度 ☆☆☆☆☆ | 楽曲もしっかりしておる度 ☆☆☆☆☆ | 今年の男性ソロは豊作の予感度 ☆☆☆☆☆

Posted by kurojiru at 23:29:45 │Comments(0)TrackBack(0) | 黒汁通信 TOP | 前の記事次の記事

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