MEN OF STANDARD / SURROUNDED (SONY URBAN)
想像どおり傑作となりましたMEN OF STANDARD。SONY URBAN移籍第1弾ということでどうでるか不安もありましたが、ヴォーカル・グループという彼らの根本の部分を損なわず、時流適合したサウンドに見事にそれをのせて歌い上げた作品に仕上がっている。
やはり何と言ってもプロデューサーおよび作曲を全ての楽曲で担ったWARRYN CAMPBELLの手腕によるところが大きいでしょう。今やコイツの名前を見たらハズシなしというまでの安定感をみせるWARRYN。レーベル・メイトとなったMARY MARY(WARRYNはMARY MARYの姉の方の旦那)然り、KELLY PRICE、DRU HILL、KANYE WESTらメジャーR&Bシーンで振るった手腕を、コンテンポラリー・ゴスペルというカテゴリーで完全に昇華させている。
説得力のある、歌の巧いシンガー達がこぞってゴスペルへと向かってしまう昨今。つい最近でこそJAHEIMやURBAN MYSTICなどR&Bでも充分歌ってくれ、成功できる人も出てきていますが、たしかにNE-YOやCHRIS BROWNに歌を求めるってのも酷なワケでして。TREY SONGZあたりの"歌ありき"の人の扱いがメジャーは下手というか、勿体無いというか。こういう状況を打破してくれるのが彼、WARRYN CAMPBELLではないかなぁと妄想膨らませているのでありますが果たして。
閑話休題。この「SURROUNDED」はそういった意味でも自分の中では大きな影響を与えてくれた作品になった。近々のメジャーR&B事情、ゴスペルのの垣根、あーだこーだもぅいいではないですか、と。歌を聴かせるアルバムがここにあるってだけで。兎にも角にもMEN OF STANDARD、歌好きには無条件でお薦めなのです。
オフィシャルHP
歌ぢから度 ☆☆☆☆☆ | 美メロバラー度 ☆☆☆☆☆ | 高揚感&抱擁力度 ☆☆☆☆ | コンゴス期待度 ☆☆☆☆☆