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ジャック達/ハイランド
2007-10-16
先日、ジャック達レコ発ライブ(10/12吉祥寺マンダラ2)行って来ました。このバンドの良さとは、あるいはタイツの昔からそのリーダー一色進とは、独創であることをわざわざ拒否したその独創性、ということでしょう。誰もが知っている演っている使っている手垢のついた言葉と音のひとつひとつを使って、誰もが知っているごく普通のロックを演るだけです。そして、レイ・デイヴィスや直枝政広やピート・タウンゼントにはこの人だけのこの人にしか考えつかないコード手癖メロがるものですが同じく一色進、ギター握ると自然と変な所押さえちゃいがち、そこからコードをずらしていくんでしょうか、おそらくあんまり考えていないんでしょうが、その妙ちくりんな進行がもう嬉しくってたまらないわけです。そこには数万個の細かいアイデアを詰め込んであるがゆえ表面には見えてこない何でもない普通のロックですとしか説明出来ない、しかし誰もやっていないロックンロールとなっているのです。と、ここまでの当夜のライブ、2NDアルバム「ハイランド」からの曲を見てきて感じ入ったわけですが、佳境に入った21時すぎ腹減りちょいと外出てジョージ名物吉祥寺丼さらにニンニク加え食いました。戻ればちょうどアンコール、数日前作ったという新曲「今すぐ帰りたい」をこれが今日の一番でした。途中抜けの言い訳じゃないが、そう、ジャック達はライブもアルバムもけっして体系的に聴かなければならないようなものではなく、また一度聴いて終わりでもない、まさに“ぼくの伯父さん”、付かず離れずだが裏切ることのない“友人”のようでもあります。そんなバンド、今じゃカーネーションくらいで他にないでしょう。本稿、ポールマッカートニー本年作「追憶の彼方に」聴きながら書いてます。ともに本年度洋・邦それぞれ一番のアルバムかと思います。
Posted by kaneno at 09:40:54 | SUPER FUJI DISCS制作メモ(日本)金野記 TOP | │
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