SUPER FUJI DISCS制作メモ(日本)金野記

日々の日記です

 
 

月曜日のユカ/オリジナル・サウンドトラック

2009-09-29

11740.jpg  続けてお恥ずかしながら、小西康陽氏のコラムに「『カミングホームベイビー』にそっくりな曲でナイトクラブで踊るシーン」と、本映画を紹介した一文があり、これだけを頼りに日活さんからマスターテープをお借りしました。本CDではM9がそれです。反復されるリズムに、だんだん大きくなっていくメロディがまずはフルート、次にギターで奏でられていく最高のダンスナンバーです。
 ライナーノーツは作曲家、鈴木治行氏。こちらも注目ください。



Posted by kaneno at 10:22:59

嵐を呼ぶ男/オリジナル・サウンドトラック

2009-09-29

11739.jpg  誰もが見たことあるこの映画、おれはタモリの戦後歌謡史で知ったのですが(牛原寅二郎/おいらを呼ぶドラマ)、米人の研究者マイク・モラスキーによる戦後ジャズ文化論「戦後日本のジャズ文化―映画・文学・アングラ」での「さらばモスクワ愚連隊」(五木寛之)と映画「嵐を呼ぶ男」への言及は目から鱗、本CD商品化のきっかけとなりました。
 驚いたのは、映画本編に使われたテイクを上回るプレスコテイクの数々。プレスコとはプレスコアのことで、本編製作の前に先行して録音されたテイク、昭和32年当時の録音シートのコピーを見ると、2日で録音されています。奇しくも「死刑台のエレベーター」公開の年、白木秀雄、猪俣猛のドラムをたっぷりと堪能できます。



Posted by kaneno at 10:21:16

The Final Tapes はちみつぱい Live Box (その2)

2009-09-29

11738.jpg  和田博巳さん宅にお邪魔し10数本のカセットテープを預かりました。その後も次々に出るわあるわ、20枚組ですね、なんて、仕事が止まった。このバンドは本当に凄い。88年再結成ライブでは、わざわざグレイトフルデッド「ダークスター」カバーしてるの、やっとわかったわけです。71〜74年の活動期間中、‘こんなバンドは今までなかった’と評されたのですが、今もないです。先に記した何もしなかった2年10ケ月間とは、単なるライブ音源の寄せ集めを作るのではなく、史実を塗り替えよう、と意気込んだ、その考え抜いた時間であります。というのはちょっと大げさで、2年10ケ月のうち3日くらいです。すみません。



Posted by kaneno at 10:18:49

筒井康隆・山下洋輔/家

2009-09-28

11731.jpg  筒井康隆の幻想小説を山下洋輔がフリージャズとオーケストレーションで音像化したと、また、タモリ、最初期の録音(75年)として、知られるアルバムだが、会社で聞いてたらデスク隣の若きK君24歳が「レイハラカミですか?」と訊ねてきた、そんな名前に例えられるのはちょっと困りつつも最新音響系としたいアルバムだ。
 そうしたいのは、M2「月」の作曲と全曲での様々なギター(ギター・シンセも!)でクレジットされた伊勢昌之(〜1995)の存在。M3「嵐」では、天気予報官に扮したタモリのバックで流れるボッサ・ギターと口笛が素晴らしい。伊勢昌之をこれから勉強したい。



Posted by kaneno at 12:29:03

竹千代/ファースト

2009-09-28

11730.jpg  この‘蒼い’ジャケットからはひとつの世界観が、「脱出組曲」なるタイトルからはきっとCSN&Yを、読み取れるでしょう。そのとおりです。見事なコーラスワークとビートルズ影響下のヘッドアレンジ、フィリーサウンドの隠し味アリ。知られざるではいけない1972年の名盤です。初CD化。
 1971年に結成された竹千代は、猪野佳久、野中英一、小田健二郎の3人組。参加演奏メンバーは、鈴木茂、林立夫、駒沢裕城、松任谷正隆、小原礼、高橋幸宏など。ファミリーツリーでいうと、猪野と林、小原が同級生。林、小原、鈴木でスカイ(68〜)。野中、小田、松任谷が大学の同窓。当時ガロのバックが小原、高橋。本作のセッションを機にこの後、フォージョーハーフ(松任谷、林、駒沢、後藤次利)が出来、小坂忠の名作が生まれた。鈴木、松任谷、林、は細野晴臣とキャラメルママ〜ティンパンアレー、小原、高橋は加藤和彦ミカバンドへ、その後は言うまでもない。本作は、ひとつのクロスロードでもあったのだ。



Posted by kaneno at 12:26:22

The Final Tapes はちみつぱい Live Box

2009-09-28

11729.jpg  先日、60頁ブックレットがようやく責了となった。
9(+1)枚のCDのマスタリングは48時間かかった。それ
らをすぐ聴く気にはなれず、3年ぶりに88年再
結成のライブ盤を聴いた。駒沢さん以外皆80年代
後半バブルファッション、音もそんなイメージだったので
敬遠してたけど今聴くととても良かったです。
思い返せば3年前『9th June 1988』CD再発のマス
タリング時に和田博巳さんから「テープがたくさん
あるけど」と、そこから本企画は始まりました。
丸3年か。うち2年10ケ月はほとんど何もしてません。



Posted by kaneno at 12:20:23
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