SUPER FUJI DISCS制作メモ(日本)金野記

日々の日記です

 
 

ルフラン/めざめ

2008-08-11

9712.jpg  ルフランアサコは『太田裕美/短編集(1976)』に映る衣装の完コピ衣装を特注、横浜本牧の洋館を貸切り、ジャケット用の撮影は行なわれ、これが今か、と思うくらいの見事なアルバムジャケットが出来上がりました。
 『ルフラン』を社内デスクで流していると同僚若手からは「狂ってますね」と言われますが、的確な褒め言葉でしょう。コロムビア/レディメイドHPでは小西康陽さんが本アルバムに対し熱い文章を寄せ、もう感激したものです。これはアルバムのA面である、と。そのとおり、早く次作B面が聴きたいものです。ゲイリー芦屋の師ミッシェル・ルグランに倣い、ルフラン・ジャズ・オーケストラってのも期待したいところです。



Posted by kaneno at 10:06:13

ルフラン/めざめ

2008-08-11

9711.jpg  「タイムトラベラー」が小5時、浅野真弓!!NHK少年ドラマシリーズは高校生になっても観ていて、古手川祐子にキュンキュンした「幕末未来人」、多岐川由美に同じく「七瀬ふたたび」だろ、そして2001年、多分その流れを汲んでいるのであろうドラマ愛の詩シリーズ「料理少年Kタロー」、土曜夕方テレビの前に座りました。(「おしん」時は正座して観てました。受信料もきちんと払ってます、NHK大好き。)
 直枝政広「ホプキンスクリーク」(2000)で大活躍していた大好きな兄弟バンド、ブラウンノーズ、その弟ブラウンノーズ2号からその劇伴でギター弾いてます、と聞いていたのもありました。主題歌「水木一郎/熱くるしいぜ」もよかったのですが、一番印象に残ったのは、ドラマ全体を覆うウルトラセブン/ワンダバダ系と5THディメンション/万博系のサウンドでした。エンドロールのクレジットにはゲイリー芦屋の名前、岸野雄一との「ヒゲの未亡人」のライブは観てましたから、何だか急に身近に感じられてうれしかったものです。
 さて本年春、そのゲイリー芦屋が女性シンガーをプロデュースしている、と話を聞きました。「シモンズやベッツィ&クリスみたいな」「オーバープロデュースだろうな」と断片的な話でしたが、おれはそれでもうOKでした。女性ならシモンズ、男性ならレターメン、気味悪くなるくらい嫌われるくらいの作りに作り込んだモノをやってみたい、と思い続けていました。初期衝動ワンツースリーフォーやダブしましたけど有難いだろ系の安い音響に長いことうんざりしていましたから、手垢のついたようなポップスをポピュラーソングを創造する困難さに真剣に立ち向う人を待ち望んでいたのです。
 その話を聞いて数日後(途中省略)、「ルフラン」の(あまりに完成された)デモテープが届きました。シモンズではなく70年代正統アイドル歌謡曲で、まずやっぱり笑い出しました。2回目聴いたらムズムズしてもう1回聴きたくなって次の日から通勤の電車で歌ってました。抜けません、もう虜。同じようにそのデモを聴いていた安田謙一さんからは「一切のブレがない」と。
 音作りの現場には立ち会えませんでしたが、マスタリング時に細部を聴いていて感じたのは、音の粒ひとつひとつまでこれまでどこにもなかった聴いたことなかった全く新しい音だったこと、ゲイリー芦屋はそれを作るのに、死ぬんじゃないかってくらい突き詰めていったのでは、と想像し怖ろしくなりました。
 



Posted by kaneno at 09:55:20

吉野大作ランプ製造工場

2008-08-11

9710.jpg きっかけは、本作(1975)と『音羽信/わすれがたみ』(1974)が掲載された田口史人編んだ『ラヴ・ジェネレーション 日本のロック&フォーク・アルバム大全1966-1979』(音楽之友社刊)。ともに当時の自主制作LP、横浜。ずっと気になっていた。特に『わすれがたみ』は、その優れた評文由何としても聴きたかった。2年前当社JP担当矢島が「幻の幻中の名盤〜本人連絡先を探しています」なる告知を当WEBに出したが反応はもちろんなかった。あがた森魚新作『タルホロジー』(2007)、それをプロデュースした久保田麻琴、その1STアルバム『まちぼうけ』(1973)再再再発、その昨年夏の終わり久保田氏自ら買って出てくれたマスタリング作業時に音羽さんのことを訊いてみたところ、「信ちゃんは(石川県)小松高校の同級生」「(吉野)大ちゃんなら知ってるだろう」その他夕焼け祭りのこと、などなど、京都〜南林間〜横浜が一気に奇跡的に繋がった。さらに、あがた-久保田-音羽-吉野を結んだのは、新宿御苑の御苑スタジオ通称‘御(ギョ)スタ’、今もある、だ(シンコー刊『ROCKS OFF Vol3』125頁参照)。本作再発にあたり吉野さんより提供いただいた写真の中に御スタのも幾つかあり、マスタリング作業中それを見たエンジニア中村宗一郎さん「理想的な環境ですねえ」と(本CDインナー参照)。本作、ドラムの音が弾まない。オレが大好きな60's70'sアメリカンロックの多くの名盤によくある大好きなその音、カラっと、しかし、バスっと。たいへん遅くなりましたが「アシッドフォーク・コレクション」とコピーしちゃって申し訳ありません。さて本CD中白眉は何と言ってもディスク2「1975(横浜日の出町)グッピーLIVE」うちM5「流れにそって」だろう。高校生尾崎豊が感動(初期録音集「虹」に収録)し遅れること20数年、マスタリングスタジオで初めて聴いてもう泣きそう、これはもう横浜いえ日本版「レーナード・スキナード/フリーバード」だ。エディ藩、陳信輝と並ぶ横浜3大ギタリストの斉木一久はじめ当時の横浜オールスターズとも言うべき大作バンドのメンバーによる13分に及ぶそれは『わすれがたみ』と交互ライナーノーツ音羽氏によれば、間違いなく横浜ロックを代表する感動大作名曲。360万人第2の、しかし三流文化都市横浜、市内レコード店への出荷枚数いやんなるくらい知ってます。どうか今こそ聴いておくれやす買うておくれやすよろしくお願い申し上げます。



Posted by kaneno at 09:42:21

yes, mama ok?

2008-08-08

9689.jpg (身長2m〜)ARROW TOURの吉沢二郎さんはどうしているのだろう、と先日も豊田道倫さんと話したばかりだが、ARROW TOURは当時、人情派エレクトロなんて評され昨日久々に聴いてみたけどすごくいい、そのとき『実験の夜、発見の朝』レコ発(だったか)イン・渋谷屋根裏ライブは、これまでのパラダイス・ガラージ〜豊田ライブの中でも幾つかのベスト・ライブのひとつだった、とお互い言い話が合った。このときパラガ・バンドのギターが金剛地武志さんで、そのプレイは忘れたがとても良かった印象に残っている。さて今晩おれの90年代的ベスト3だが
*「I LOVE YOU/パラダイス・ガラージ」
*「砂のプリン/yes,mama ok?」
*「シンバル・イット!/シトラス」
となる。90年代なんて振り返るほどのデケードじゃないが、来月yes,mama ok?の3枚組CD出るんで、全50数曲の歌詞を文字データにするんで、コロムビア社に文字データ残っていないって言うんで、会社でワープロ打ってます。LD&K〜日本コロムビア時代6枚のCDを順番にBGMにしながら、金剛地の詞作のすごさに改めて驚きながら、そこで「砂のプリン」で手が止まるんで仕事にならないんで「砂のプリン」家でも聴いたら寝るのがもったいないんで4回続けて聴いたら「I LOVE YOU」のシングルはパラガ下北沢シェルターの物販で当時事務所社長クッキーシーン伊藤英嗣から買ったことを思い出した。消費税¥50まけてくれなかった。県民性。その頃だったか廃刊寸前の『MUSIC LIFE』誌に「21世紀未来の名盤」という特集に寄稿依頼あったときは嬉しかった。最初に買った音楽誌だもの。おれは迷いに迷って『Perfect Young Ladies/yes,mama ok?』を挙げ書いた。それから10年ちょっと、今ちょっと自慢したいです。



Posted by kaneno at 10:11:33

赤塚不二夫まんがNo1シングルズスペシャルエディション

2008-08-08

9688.jpg  矢崎泰久さんが「話の特集」発売日に新宿紀伊国屋書店で誰よりも先にそれを買ったというくだりを読んで以来おれは自分が担当したものは全てではないがタワレコ新宿(いつもお世話になってます)か同渋谷(帰り道)か同横浜モアーズ(家に近い)で買う。真似しただけですが(ヒットへの)願掛けみたいなものです。未だヒット作なし!
 赤塚不二夫さんが亡くなったのを知ったのは、TBSライムスター宇多丸のラジオ(生)で、恥ずかしながら毎週聞いてますウィーケンドシャッフル。そして2年前タワレコ渋谷で買って一度も封開けてなかった『赤塚不二夫まんがNo1シングルズ〜』を初めてシュリンク破いて読みました。穴あくほどゲラ読んでたのに、とってもすんごく面白かったです。
 さて『まんがNo1』、長谷邦夫さんのコラージュ/編集/ミクスド・アップ/総じてプロデュース、その全てのセンスに畏れ入る。「山下洋輔トリオ/ペニスゴリラ〜」もう一度聴こう。




Posted by kaneno at 09:57:41
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