SUPER FUJI DISCS制作メモ(日本)金野記

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佐藤允彦・山下洋輔/ピアノ・デュオ(偶語)

2009-11-09

11925.jpg  73年12月25日、新宿朝日生命ホール、この日は第1部「佐藤允彦とがらん堂(翠川敬基、田中保積)」と「山下洋輔トリオ(坂田明、森山威男)」が各30分、第2部が本ピアノ・デュオで40分のプログラム。この40分40秒の演奏を22分10秒でA面を切り編集なしでB面に繋いだのが本作だ。
 この2人の競演は同年9月の新宿ピットイン特別興行で「とんでもない奴を呼んでやれ」に「いっそのことピアノひきを」となり実現し、だから本ライヴは2度目となる。(同年7月、「インスピレーション&パワー」でがらん堂と山下トリオは共演)
 右スピーカーからは佐藤のセミ・グランドピアノ、左は山下のグランドピアノ。理知的な佐藤に格闘技的な山下、とされるが後半それが逆転するのが見え面白い。
 この半年後、佐藤允彦はミニムーグなどを用い、EMSのシンセサイザーを使った高橋悠治との即興作品「高橋悠治+佐藤允彦」を残し、同年、佐藤允彦(とがらん堂)は、市原宏祐(&オールスターズ:石川晶、水谷公生、寺川正興、直居隆雄、市川秀男)と筒井康隆書下ろし前衛小説を音楽化した『デマ』を発表する。
 本CDには、オリジナルLPにあった当夜の様子を描いた中山千夏のイラストをそのまま付した。初CD化。


Posted by kaneno at 11:48:05 | SUPER FUJI DISCS制作メモ(日本)金野記 TOP | 前の記事次の記事


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