日本地下音楽

日本のアングラ、インディーズシーンの自主制作音源(CDR等)を中心に、メジャーものまで日本の地下音楽の入荷状況、オススメ商品、またライブレポートなど含めて長々と殴り書きします。

 
 

本日の一枚 真美鳥/ピラニア

2008-03-21

8992.jpg 真美鳥/ピラニア

4/20発売

2001年に結成され、東京アンダーグラウンドシーンでは、その強烈なライブパフォーマンスで、さまざまな人を魅了し続けている「真美鳥」がついに正式音源をリリース。

メンバーの岩永中すけ(ギタリスト)は画家としても活動し(ソロで音楽活動もしている)、BOREDOMSのEYEの作品などを紹介、展示してきたギャラリー「magical,ARTROOM」において、作品を発表。そして、今作はその「magical:ARTROOM」が新たに立ち上げたレーベル「Gullwing Record」が自信をもってリリースする第一弾アーティストなのである。
これまでに、水中、それはくるしい、俺はこんなもんじゃない、前野健太、GELLERS、4bonjour's partiesなど、現在注目されつつある関西ゼロ世代以降の音楽シーンを担う若手バンドとの共演、そして、自主企画を行い都内を中心に活動してきた。
今にも壊れそうで絶妙なバランスを保ち、断崖絶壁で演奏をしているような危うさ、控えめに重なるギター、ドラム、ベースの音と声と言葉、そして、その音と音、声、言葉の間に漂う独特の空気感は、聴けば聴くほど、脳内にうっすらとモヤがかかった混沌としたイメージを焼き付け、聴く人を惹きつける中毒性を持つ。アシッド・サイケロックという一言では言い表せない彼らの音楽には、アンダーグラウンドという枠を飛び越えて、日本の音楽のレベルの高さを感じさせ、マヘル・シャラル・ハシュ・バズなど、これまでに日本のアンダーグラウンドを世界レベルへひっぱり上げてきた彼らに続き、同様の存在になりえるのではないかという期待さえ持つことができる。
目の前で繰り広げられ、耳の遠くで響き鳴らされているこの音は、まさに奇跡で、唯一無二の音楽であるのではないだろうか。

今回、ミックス、マスタリングを担当したのは、中村宗一郎(ピース・ミュージック)

彼らの音楽が正式にリリースは日本の新たなアンダーグランドシーンの先駆けとなることは間違えない。
鳴らされている音楽も奇跡であれば、このリリースも奇跡となるであろう。


Posted by kame at 19:38:34 │Comments(0)TrackBack(0) | 日本地下音楽 TOP | 前の記事次の記事

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