日本地下音楽

日本のアングラ、インディーズシーンの自主制作音源(CDR等)を中心に、メジャーものまで日本の地下音楽の入荷状況、オススメ商品、またライブレポートなど含めて長々と殴り書きします。

 
 

SuiseiNoboAz インタビュー3

2010-03-24

12556.jpg −そういえば、レコ発、キャーキャー言われていたよね。「溝渕さん飛んで」って言われていたよね(笑)

:言われましたね…でも、あれ黄色い声というより汗くさい声だったような(笑)

−でも女の子いたよね。地方ライブは行ったりしていた?

:勝手に行ってましたね。デモ音源持って。

−でも今後のツアーという形は初ですね。ライブはいつ見ても、本当にどんどんよくなっていくよね。

:でも、本人たちの中では、今日は、よくなかったなってのがあるんですよ。初見の人とか、特に東京以外に行くと、反応がなかったり、拍手してくれるけど……というのがあって、そうするとちょっと大丈夫かなって思いますね。心の弱さが出ますね。

−個人的に、自分のリリースした音源のレコ発イベントだったからというのもあるけど、サウンドポタージュのレコ発の時のライブはすごいよかった。全て見ていないから偉そうなこと言えないけど。あと、この場をかりて御礼を言いますが、楽曲収録させてもらって本当にありがとうございます。あと、近々コンピにも収録予定があるんですよね?

:そうですね、すでに今回のアルバムでいい音源が完全に出来上がってしまったので、新たにレコーディングするって感じではないけれど。今、もう完全燃焼していて、レコーディングモードになれないってのがあったんで。

−コンピ、楽しみですね。小説は好きなんですか?歌詞について聞いてみたいんですが。歌詞を読んで思ったのが、薄っぺらくない内容を感じるよね。

:なるべく普通の普段使っている言葉しか使わないようにしていますね、で、なおかつ、ぐっとくるっていうか、説明的じゃなく、威力がある言葉の方がいいなって思っています。

−意識的にこれは威力あるなって考えて?

:なんていうか、ぐっとくる感じ。一言で、シンプルな言葉で、だけど、シンプルにきこえなくて、なんとなく意味が分かって、ぐっと向かってくるような。俳句みたいな。それでいて、面白く聴こえた方がいいなって思っています。

−確かに俳句的で面白い部分があるよね。

:笑うという面白さではないですけど。

−聴こえてくる言葉を聴いていると聴き心地がいいよね。

:言葉がべたっと文章として聴こえるより、一言一言が切れ端で来る方がぐっと来ますよね。

−確かにそれは聴いていても感じる。歌詞カードを読むのって、僕は知っている人だと特になんか恥ずかしくてやらないけど、でもボアズの曲って聴いていて歌詞が耳にぐっと入ってくる。その感じだよね。そんな言葉つながりで、3人って意思疎通がはかりやすくない?

:そんなこともないっすけどね(笑)

:スイセイノボアズは、ほとばしるってことしか考えていないよね。今日も頑張ってほとばしっていこうみたいな。

−ほとばしる感と切羽詰った感があったから、ボアズとしてのまとまりみたいなのがあるのかな。一時期、周りのバンドがみんなデビューしだして、その時の焦りってのはあった?

:確かに、焦っていた感もあったけど、その分、時間がかかっているから、一番いい状態で出せればいいなって思っていましたね。そのことを結構考えていました。

−すごいポジティブだね。

:本当は、基本すごいネガティヴなんですけどね、でも、ネガティヴっていいことないですからね。このバンドをやるぞって時に、いろんなリスクとか、いろんなことを考えても、いいことなかったら、意味ないし、だったら騙し騙しでも、いいこと考えてやっていたほうがいいんじゃないかって思って。別にマイペースでいいし。

−でも、最終目標はキャーキャー言われたいんだよね。

:言われたいですね、お金も稼ぎたいし。いじけたり、現状維持の方が賢明懸命な気がするじゃないですか?でも、本当は、賢明じゃないし、リスクを並べるより、とりあえずやってみるほうがいいじゃないですか。賢明だったりとか状況がよく分かるとか、そういう人が偉いんじゃなくて、結果ダメだったら、30歳までは「すみませんでした」ですむって言われたし。予想範囲内のことで無茶をしていたら、絶対いいことできないから。色々考えてダウンになるより、いいことばかり考えた方がいいかなって。だから、周りのバンドがデビューしていくのを見ながら、PVどんなん録りたいとか、ジャケどうしたいとか、レコ発誰とやりたいってことばかり考えていた。周りのバンドがレコ発でやっているときも、いいなって思うのはあったけど、その時でも、どんなPVとろうかなって思ったりしていて。今度、新しいPVも取るんですよ。

−石原君が撮るの?

:技術的なことは無理ですけど、構成とかは考えますね。いいことばかり考えてますね。

−いいこと考えていて、今があって、最高だよね。

:まぁ、いいことばかりではないですけどね、金がないとか(笑)

−いやー、なんか勉強になりますね。僕も根暗でネガティヴですから。色々と教えてもらえました。

:根暗だけど、状況を分析しすぎるから、考えを変えているだけですよ。なにかいいことがあるんだったらって思うようにしているだけ。

−これからもその勢いで頑張ってください。本気で期待していますから!!次の作品もお願いします。

:ジャケだけ決まったんで(笑)いつかはこのレベルは作りたい、どんな音源を作りたいっていう理想や、夢はあるんで、現状できることは常にやります。そういえば、自分のPCを買ったんですよ、だからいま打ち込みとか作ってますね。ソロアルバムを作ろうかなって(笑)ヒップホップを(笑)

−じゃあ、デモ音源で取扱しようよ(笑)

一同:笑

【ツアー予定】

■2010/3/22(Mon) @岡山CRAZY MAMA 2nd Room
open/start 18:30/19:00
adv/day:2,000/2,500(+1D)
w: winnie / SISTER JET

■2010/3/24(Wed) @名古屋CLUB Rock'n Roll
open/start 18:30/19:00
adv/day:2,300/2,800(+1D)L-code:42359
w: マヒルノ / white white sisters / Call of duty

■2010/3/25(Thu) @京都nano
open/start 16:00/16:30
adv/day:FREE!!!(+1D)
w: マヒルノ / スーパーノア / out at bero / monohoxon / ヤーヤーボールヤー

■2010/3/26(Fri) @十三ファンダンゴ
open/start 18:00/19:00
adv/day:2,300/-,---(+1D)L-code:57479
w: マヒルノ / ワッツーシゾンビ / シリカ

■2010/3/28(Sun) @福岡DRUM SON
open/start 18:00/18:30
adv/day:2,500/3,000(+1D)L-code:87899
w: SISTER JET / cutman-booche

■2010/4/8(Thu) @新代田FEVER 「Get Behind Me Babylon Tour Final!!!」
open/start 18:30/19:00
adv/day:2,300/-,---(+1D)L-code:78057
Guest: Limited Express(has gone?) / the mornings
DJ: 西村 道男(Nur.)

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SuiseiNoboAz…

自主制作デモ音源はどちらも廃盤になり、その後、diskunionとCRJが制作したコンピ「サウンドポタージュ」のラストを飾る1曲(どうしても終演を飾って欲しかったという熱い想いでトリの1曲に)のみとなっていたSuiseiNoboAz。

都内で活動する3ピースバンド。

圧倒的なライブパフォーマンスは度肝を抜かれ、見るたびにその勢いを増し、多くの人を魅了してきた。その彼らが遂に正式音源をリリースする。

今回のサウンドは向井秀徳プロデュースの元、彼らの魅力を充分に引き出すさりげない演出があり、野太さがあり、渋さがあり、そして、人間味溢れる泥臭さであったり、心を揺さぶる感情がある。彼らは紛れも無く、リアルな音と言葉を持っているオルタナティヴバンドだと思う。2010年インディーズロックの幕開けに相応しい。


Posted by kame at 13:36:34 │Comments(0)TrackBack(0) | 日本地下音楽 TOP | 前の記事次の記事

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