終わりとはじまりの境目にある「終わりなき今」、ただそれだけが僕らの全て。そのかけがえのない一瞬に全てが詰まっていること、それをおとぎ話は聴くものに教えてくれる。それも、とてもさりげない、愛らしい笑顔で。
終わりとはじまりが交錯する季節、おとぎ話からの愛の詰まった贈る言葉が届けられた。どうしよもない日常に、行き詰って塞ぎこんでしまいそうな毎日に、ほんの少しの光、勇気を差し込んでくれる珠玉の4曲の登場です。
1曲目の「SMILE」でいつまでも変わることのない恋愛のもどかしさをかくも美しく歌い、「フラワー」では大好きなあの娘への思いのまま、そのままの気持ちで生きていく事の素晴らしさ、そして難しさを教えてくれる。3曲目の「HOPE」でもそのジレンマはジレンマのまま、彼らのどうしようもなく愛おしい願いの「うた」と「おと」の塊は何も変わることのないことが証明されている。そして、ラストを飾る表題曲「ハローグッバイ」、生きていれば誰にでも訪れる「出会い」と「別れ」、その当たり前でいて奇跡的な毎日の生活、そんな毎日の中に本当に大事なものが隠されているのかもしれない。おとぎ話の音楽は常に予感させる。何かが、誰かが、を期待させてくれる僕らの「おんがく」。その「おんがく」への愛情が詰まった名曲です。
ヴォーカル有馬氏が激賞するあだち麗三郎(三輪二郎といまから山のぼり)もSAXで最高のメロディーを奏でてくれているのも見逃せない。そして、前野健太とDAVID BOWIEたち、三輪二郎といまから山のぼりでも一際異彩を放つニ胡操者吉田悠樹もゲストで参加と、正しく「僕らの音楽」が詰まった傑作epとなった。
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(お茶の水駅前店:佐藤)