クラシック無頼伝 〜アレグロな俺〜

クラシック音楽についてアレグロに語ります。

蜜の味

2008-06-07

9392.jpg  どうも、こんにちは。ニトラーです。小さなレコード棚を買うつもりでニトリに行ったら相変わらず錯乱し、2時間の忘我の後に買い物カゴがもっさり膨らんでいました。洗剤がなくてもお風呂掃除ができるスポンジだとかさ…そんなヤツをさ…。
 
 さて。最近は捉われてバランスを崩している。日々の自由時間をかなりの比率でレコードに費やしている。聴く時間だけでなく、イーベイやヤフーオークション、盤面磨き、初期盤の美しいラベル鑑賞(これはウソ)、それらの行動にほとんどの時間を費やしてしまっている。
 アレグロな俺は最近のそんな自分の行動を自戒を込めて『レコーディング』と呼んでいる。
 いい加減レコーディングにばかり固執してはいけないなと思い、このように久しぶりに日記を書いているわけではある。


 言い訳をしよう。クラシック・レコードがなぜ、アレグロな俺を強烈に捉えたか。

 それはレコードには使用価値と交換価値の両方が含まれているからだ。しかも片方がおまけ的ではなく、どちらか一方の価値だけでも受け手に充足を与えることができるからだ。

 これは恐ろしく危険な蜜だ。深遠なる自身の価値観を見失わせるだけの、力を秘めている。
 誰もがうらやむ美しい女と、自分の為に全てを捧げてくれるやさしい女。その両方を併せ持つ存在が側にいたとして、男はそれでも浪漫を求めるだろうか。砂漠を越えて海原に出たいと思うだろうか。
 自分だけが知っている美しい草原に思いを馳せることができるだろうか。

 というわけで、アレグロな俺はここしばらくは自分を見失っていたわけである。


 これからどうなるかはわからない。
 

 アレグロな俺のなかの何かが信号を送っているのも確かではある。
 

♪WAGNER:DER FLIEGENDE HOLLANDER/BOHM BAYREUTH 1971

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