待望の新譜をGETされたゴダイゴ・ファンのみなさん!楽しんでいらっしゃいますか?リリースまでの期間にタイトルの情報が何度か変更となりましたが"BIG MAMA"ということで我々の手元に届きましたね。今回はレビュー記事でございます。
M-01. BIG MAMA Japanease Version
M-03. BIG MAMA English Version
作詞:奈良橋陽子/タケカワユキヒデ 作曲:タケカワユキヒデ
ぽんやりと夢から目が覚める時のイメージをサウンドにしたかのようなアコースティックギターのサウンドが静かにフェイド・イン。
ミッキーのエレピと浅野氏のエレキギターでのこまやかなバッキングがグルーヴィにうねる中を泳ぐタケのボーカル。シンプルなようでいて微妙に先が読めない展開、しかし!旋律を辿っていくことで心に刻まれるその軌跡はあくまでキャッチー…ワオ!これぞタケ・メロディの真骨頂!この時点で「今回の新曲、アリ!」確定。
サウンドに加速度を持たせるべくトミーの力強いフィルインに導かれて展開される主題ともいうべきブロックで"BIG MAMA"の歌詞が登場。シンプルなメロディに呼応するように空間を彩るのはファットなシンセ音色&ギターのユニゾンで奏でられる鮮烈なフレーズ!かつての「友だちはいいもんだ」が反射的に脳裏に浮かぶ。リズム的には「ジャンゴ」のテイストも…?
3パターン目のブロックではもはや定番、スティーヴの低音ボーカルが今回も存分に楽しめます。恒久的な再始動の過程での作品だからこそ成し得たリラックス傾向のゴダイゴ・サウンドに仕上がっているのではないかと。「MONKEY MAGIC 2006」や「ONE FOR EVERYONE」などと比較すると構造的にはかなりシンプルな印象。もちろん随所にちりばめられた仕掛けのきめ細やかさは言わずもがなですが…
M-02. WE HAVE A DREAM -The world is really one- Japanease Version
M-04. WE HAVE A DREAM -The world is really one- English Version
作詞:トミー・スナイダー/金児隆弘 作曲:ミッキー吉野
ピアノのバッキングにのって紡がれる、美しさと切なさが微妙な配分で織り込まれたバラードナンバー。随所の結びのポイントで響くコードのほろ苦さがハートに染みます。
かつてのゴダイゴ・ナンバーでも「僕らの宇宙船は今何処に?」とか「これからどこへ行けばいいのだろう?」など自己の立ち位置を確認するようなイメージの世界観はありました。ここで聴かれる「僕たちのこの歌は 夢を灯せるのか」という箇所には21世紀型ゴダイゴによって今また誠実に問いかけられることで説得力にあふれ、ジーンと来てしまいますね。
ドラムの細やかなスネアロールや左右を縦横無尽に駆け巡るシンセサイザーの高速フレーズがはっきりと聞き取れるクリアーな仕上がりも素晴らしいです。英語版はトミーのボーカルで召し上がれ!
バックトラックも含めて計6トラック。「歌ってGODIEGO!僕らのために…!」とメンバーに対して"おねだり返し"をしたい想いに駆られるナンバーたちです。