ゴダイゴ ブログ はるかな旅へテイキングオフ

ゴダイゴの軌跡は銀河鉄道999 モンキー マジック ガンダーラ ビューティフル ネーム ホーリー&ブライトなどのヒット曲だけでは語りつくせない!その幅広い魅力を広めるため金斗雲に乗ってやってきた音楽ブログ!結成30周年を機に果たされた本格的再始動を思いッきりセレブレイションしながら「ゴダイゴこそ俺たちのスペースオペラだ!」を合言葉に未CD化作品復刻、未発表音源や未発表映像の蔵出し…という目標を「どこかにあるユートピア」と信じて、ゴダイゴ周辺のいろいろな話題でアナタと旅していきます。さあ、WEST TO INDIA!

それでも都市(マチ)は・・・生きる!ポートピアと中国を結ぶプロミス

2006-11-25

5558.jpg 今回ご紹介するのは1980年5月にリリースされたシングル「ポートピア」です。1981年に開催された「神戸ポートアイランド博覧会<ポートピア'81>」のテーマソング。1979年の終わりごろからTVでも演奏されていたのを何回か目撃していたので、レコードが発売された当時「やっとゆっくり聴ける!」とそれはそれは喜んだ自分を記憶しています。画像は1980年7月発売のピクチャーディスク盤とスティーヴ抜きの4人寄せ書き仕様が「切なすぎる!」印刷サインスリーヴです。  

1995年神戸を襲った阪神淡路大震災という事実を経た現在の状況で聴くと、また複雑な想いが胸に去来する曲でもあります。震災直後当時、街の復興の為にボランティアとして奔走したスティーヴさんが「(2005年が)阪神大震災から10年という事でゴダイゴで何か出来ないか」とミッキーさんに相談したことが現在のゴダイゴ再始動きっかけのひとつとして伝えられていますし、なにより1980年3月に「スティーヴさよならコンサート」が催されたのもやはり神戸・・・

あらためてこの曲に耳を傾けてみると・・・希望あふれる未来を感じさせてくれるような鮮やかなブラス・セクションのリズミカルな演奏とカラフルなシンセサイザーが色彩豊かに飛び出し、華麗な空間を演出するイントロから一転して繊細なメロディーの歌が始まる・・・

アレンジ(ミッキー)とメロディー(タケ)の両者が必然的な融合で違和感なく作品として成立している一方、実は複雑な構成がなされていて少年時代にはサラッと聴いていたものの、何年も後に「ハッ!」とさせられた曲のひとつ。学生時代にプログレ好きの友人に試しに聴かせたら案の定「スゲエ!」と目を丸くして驚かれた時の表情が今でも忘れられない・・・

(現在までの所)ライヴ・バージョンのテイクしか存在しない「組曲:威風堂々」(a.k.a.平和組曲)のコンパクト・アレンジ版のような趣も感じられ、長年「もし威風堂々がレコーディングされてたらこんな感じの音なのかなぁ・・・」と個人的に夢想して今日に至ってます。とはいえ「中国 后醍醐」で聴くことの出来るライヴ・ヴァージョンは約7分の長尺演奏で、もはや大曲クラスの仕上がり。

その中国公演において、天津の友好都市である神戸で催される博覧会のテーマソングということで「日本と中国の友好関係がいつまでも続くようにこの曲を歌いたいと思います・・・」とゴダイゴの祈りにも通ずるコメントを前置きに演奏された同曲。

レコードやCDではこのときの模様はハッキリと蘇るものの、昨今の複雑な両国間の情勢を見るにつけ、この20数年前のメッセージは時代の流れとともにもはや風化してしまったのだろうか・・・と淋しい想いがよぎることもしばしばでしたが、なんと2007年の日中国交正常化35周年を記念したイベントとしてゴダイゴに中国側から公演の依頼が入ったと一部で報道されました。・・・「機会があれば何度でもこの天津に来て演奏したい・・・」1980年10月に交わされたあの約束はまだ生きていた!

「ゴダイゴin東大寺DVD」のインタビューで「本当は(再始動のライヴを)中国からやろうと思った」「僕にとってのワールドワイドは中国に入ることだった」・・・と長年の中国に馳せる想いを語っていたミッキーさん。1999年のコンサートで「今度はスティーヴも一緒に中国に行きたい」とMCで語った時に心から拍手をさせていただいた身としては・・・現時点では少々勇み足なのは承知ですが、本当の「リターン・トゥ・チャイナ」がぜひとも具体的に実現するよう祈らずにはいられません。

このポートピアで「時代は変わる・・・それでも都市(マチ)は生きる!」と歌われている瞬間に訪れる突き抜けたキラメキのような、ゴダイゴにしかできないやり方で・・・!

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